「小銭」「釣り銭」って英語で?
「小銭」や「釣り銭」と聞いて、「small money」と直訳してしまう方が結構多くいらっしゃいますので、英語でどのように言ったらよいかを今回は紹介していきたいと思います。
「small money」と言うと、コインと言う意味での「小銭」や、支払いの際に余りとして返される「釣り銭」と言うよりはむしろ、「少額のお金」「はした金」、つまり「big money」(大金)の逆のイメージが先行してしまいます。
ですので、これを避けるためには、
「change」(不可算名詞)
という単語を使うことで、私たちがイメージする「小銭」「釣り銭」が表現できます。
また、混乱なく「小銭」と表現したい場合には、「small change」と言うことで、「釣り銭」との使い分けがはっきりします。
使い方を見ていきましょう!
「change」の使い方は?
【例1】
A : Excuse me, sorry to bother you. This is very random, but is there any chance you could give me 2 bucks? I forgot my wallet at home, and I can’t feed the parking meter.
(すみません、邪魔して申し訳ない。突然恐縮なんですが、2ドル頂くことってできますでしょうか?家に財布忘れてきてしまってパーキングメーターにコインを入れられないんです。)
B : 2 bucks? Let me check… I’ve got.. 5-dollar bills and…
(2ドルですか?ちょっと確認しますね… あるのは…5ドル札と…)
A : If you have (small) change, that’d be great…
(小銭があるととても助かるんですが…)
*「Is there any chance」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「Is there any way…?」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語 ”まとめ” 参照
【例2】
A : Your total comes to $12.50 all together.
(全て合わせて、合計12ドル50セントになります。)
B : Out of $15.
(15ドルからで。)
A : Here’s your change. Have a great day!
(はい、お釣りです。良い一日を!)
【例3】<釣り銭が切れている時の掲示で>
Use correct change only.
(釣り銭切れ/釣り銭がないようピッタリの小銭をご用意ください。)
まとめ
「変わる」「変える」「変化」という意味での「change」は、とても基本的な単語ですので多くの方がご存じだと思います。しかし、今回紹介した「change」はすぐに思いつかないという方が多いのが事実です。
最近では、例えばアメリカなどでは、現金を持ち歩く人は減少傾向にあり、スマホで全ての支払いをする人も少なくありません。
そういう人たちに「小銭持ってますか?」と尋ねても、私の経験上、「I don’t have any cash, I only have my tap.」なんて言われます。(「tap」は一般的に非接触型の支払い方法を指す)
私はアナログ人間なので現金を持ち歩く方が心地よいのですが…
近い将来、現金のやり取りがなくなる時代が来るかもしれませんね。そうなったらちょっと悲しい気がします…
それではこの辺で失礼。
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