「そろそろ電話切るね」って英語で?
先日、業務委託先のとある企業を訪れた時の話。海外と電話をしていた方がいらっしゃったのですが、先方の話が止まらなくなってしまったようで、中々電話を切ることができずに長話に付き合わされてしまっている状況に遭遇しました。
私自身もそうでしたが、ビジネスでの海外との電話だけでなく友人との電話さえ、英語で話すとなると上手に切ることができなかったことをはっきり覚えています。
対面で話すより、電話は100倍難しいんです(私だけ?)。
表情もジェスチャーも見れないし、電話は音声も悪いし(会社の電話はもっと音声が悪い)..
そこに非ネイティブから電話が掛かってきた暁には、電話取った瞬間に臨戦態勢、集中力MAXで臨むレベルです。
さて、話が長くなりましたが、電話を切る時の定番表現は、
「I’ll let you go」
「I have to let you go」
という言い方でしょう。
丁寧な響きで、相手に全く不快感を与えずに使えます。電話を切りますという言葉はどこにもないのが面白いですよね。
直訳すると「私はあなたを行かせます」「私はあなたを行かせる必要がある」、つまり「解放する」的なニュアンスです。
私がもう行きたいと直接言うのではなく、あなたを解放してあげなくてはというニュアンスが、英語圏の「丁寧」なのでしょう。
ちょっと長くなってしまいましたが、早速使い方を見ていきましょう!
「I’ll let you go」「I have to let you go」の使い方は?
【例1】<電話にて>
A:We had a great conversation today.
(今日はお話しできて楽しかったよ。)
B:Yeah, thanks! Oh it’s getting late, so.. I’ll let you go, I guess. See you tomorrow!
(そうだね、ありがと!あ、遅くなってきたね、そろそろ電話切らないとかな。また明日ね!)
A:Take care, bye!
(またね、バイバイ!)
【例2】<オンラインミーティングにて>
A:Oh, it’s 10:58 already!? I should’ve mentioned it but.. actually I have a hard stop at 11am, sorry!
(あっ、もう10時58分!? 言っておくべきだったんだけど、実は11時には絶対終了しなくちゃなんだよ、ごめんね!)
B:It’s okay, no worries! I have to let you go, then. See you online again!
(大丈夫、問題ないよ。じゃあそろそろ時間だね、またオンラインでね!)
*「hard stop」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「hard stop」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
まとめ
その他にも、「I have to go now」や「I gotta go now」などもありますが、こちらはとてもカジュアルな響きがあるので、主に友達や家族間で使われます。
それから、こちらの言い回しに関しては対面でも「そろそろ行かなきゃ!」のような感じでも使用可能ですので、併せて覚えておきましょう。
それではまた!
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