「二刀流」って英語で?
(当ブログ記事は2023年3月23日に執筆しております。)
昨日、アメリカとのWBC決勝戦が行われ、侍JAPANが見事勝利しました!選手の皆さん大変お疲れさまでした。そして日本の野球ファンのみなさんおめでとうございます!
一昨日のメキシコとの準決勝戦で、逆転サヨナラタイムリーヒットを打った村上のホームランも素晴らしいものでしたが、何と言っても印象が残るのは、3-2で日本リードで迎えた9回裏、大谷がクローザーとして登場した場面でしょう。併殺を取って勝利まで残りアウト一つという場面、アメリカのスーパースターで現役最強打者とも言われるマイク・トラウト(エンゼルスのチームメイト)との勝負。キレのある外角のスライダーで見事三振に抑え、日本が14年ぶりの世界一に輝きました。メキシコ戦に続き、アニメのようなドラマチックな展開で、見ていてぞっとする試合でした。今回のWBCでも大谷選手は二刀流で活躍し、世界NO.1プレーヤーの地位をさらに強固なものにしたのではないでしょうか。
当ブログは英語を勉強するためのブログですので、話を英語に戻しましょう。
さて、大谷選手のようなバッティングもピッチングも出来る選手、つまり「二刀流選手」を英語では、
「two-way player」
と言います。
「two-way」は形容詞で、これには元々「双方向の」「二者間の」「二つの役目を持つ」という意味があります。ですので、「two-way player」と言えば「二つの役目を持つ選手」、つまり「二刀流選手」を表すことが出来るのですね。
「two-way player」の使い方は?
【例1】
Shohei Ohtani has become a household name as a two-way player in the United States.
(ショウヘイ・オオタニは二刀流プレーヤーとして、アメリカで誰にでも知られる有名人になった。)
【例2】
A : Isn’t it already hard to excel in one arena in the professional world?
(プロの世界では、一つの領域で卓越することが既に難しくないですか?)
B : Exactly. I wonder how he keeps performing at such a high level as a two-way player.
(その通りです。彼がどうやって二刀流でそのような高いレベルでプレイし続けているのかなって思います。)
*「arena」:「領域」「土俵」「分野」の意。
まとめ
今回勉強した「二刀流」ですが、なにも野球だけに使われるものではありません。攻守存在するスポーツで攻めも守りもこなす選手であれば、その人は「two-way player」と言えます。
しかし、二刀流と呼ばれるためには両方とも人以上に優れていないといけませんので、一つのことを極めていくプロの世界では二刀流自体かなりめずらしいことだと思います。
プロの世界、更にはメジャーリーグで「two-way player」としてあれだけの実績を出す大谷選手、凄いとしか言いようがありませんよね?
それでは、この辺で失礼します。
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