「run in one’s family」の意味は?
今回は「run in one’s family」というイディオムを紹介していきます。特に難しい単語はないのですが、初めて見ると訳に困る表現ではないでしょうか。
直訳では「家族の中に走る」ですが、一体これがどういう意味で使われるかと言うとこちら。
「家族に遺伝している」
「代々受け継がれている」
才能や性格、ルックスや病気まで、親から受け継がれているものであれば何でも使えます。使い方としては、その受け継がれている何かが主語になります。
早速使い方を見ていきましょう!
「run in one’s family」の使い方は?
【例1】
A : Maria is so gorgeous.
(マリアはすごくきれいだよな。)
B : Did you know her parents are both really good-looking too?
(彼女の両親もとてもルックス抜群って知ってた?)
A : Oh, are they? Beauty runs in her family, then.
(そうなの?それじゃ、美しさは遺伝なんだね。)
【例2】
A : My hairline started to recede in my early thirties, but I wasn’t shocked one iota.
(俺の髪の生え際は30前半で後退し始めたけど、ちっともショックはなかったね。)
B : How come?
(なんでよ?)
A : Look at my grandpa and my dad. I knew this would happen to me because it runs in my family.
(俺のじいちゃんと親父を見ろよ。ハゲは遺伝だから、こうなるって分かってたんだ。)
*「not ~ one iota」:「これっぽっちも~ない」の意。「iota」(発音:ɑɪóʊṭə アイオウタ)
まとめ
いかがでしたでしょうか?初見では意味が分かりづらいイディオムかもしれませんが、イメージは簡単ですね。例文を読んで頂ければ使い方もすぐに覚えられると思います。
ちなみに、「run in one’s family」の形以外に「run in the family」という形で登場することもあります。文脈からどの家系で遺伝しているのかが明らかな場合に使われますので、頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
それでは、GOOD LUCK!
コメント