「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」を英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語

英語で何て言うの?シリーズ

「信頼を失うは一瞬、取り戻すのは一生」って英語で?

前回投稿した記事の最後に何気なく使ったこの格言、せっかくなので英語で何て表現するのかを紹介したいと思い、今回記事にしています。特に格言や諺などは、知っていないと自分の言葉で表現するのはとても難易度が高いので、出会った時に一つ一つ覚えていくのが良いと思います。では、早速見ていきましょう!

まずは、これの英語表現から見て頂きたいと思います。それがこちら。

Trust arrives on foot and leaves on horseback

単語を見てみると、「arrive」は「到着する」、「on foot」は「徒歩で」、「leave」が「去る」、「on horseback」が「馬に乗って」ですので、直訳すると「信頼は歩いて到着し馬に乗って去る」となります。
「歩いて到着」の部分は信頼を築くには時間が掛かるということ、そして「馬に乗って去る」の部分は信頼はすぐにいなくなってしまうということを、「失う」「一瞬」「取り戻す」「一生」という単語を一切使わず見事に表現しています。素晴らしいですね。

それでは例文を見ていきましょう!

「Trust arrives on foot and leaves on horseback」の使い方は?

【例1】

A : Did you hear about Ken?
(ケンの話聞いた?)

B : Yeah, that’s harsh! This is really the prime example of “Trust arrives on foot and leaves on horseback.”
(うん、あれはきついね!これって正に”信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生”の最たるものだね。)

A : It’s a shame. Once the management team lost faith in him, they quickly demoted him from his team leader position.
(残念だね。経営陣が彼への信頼を失ったら、すぐさまチームリーダーポジションから降ろすんだもん。)

B : Trust is incredibly delicate. It’s hard to regain once it’s broken.
(信頼と言うのは非常に壊れやすいんだね。一度壊れたら取り戻すのは大変なんだ。)

*「prime eaxmple」の詳細はこちらをクリック!

*「demote」:「~を降格する」の意。

【例2】

A : I’m so sorry, Emily. I don’t know what came over me
(エミリーごめんよ。俺、どうかしてたんだ…)

B : Joshua, you betrayed my trust and you’ve fallen from grace. Our marriage was built on trust and now it feels like a house of cards!
(ジョシュア、あなたは私を裏切って信用は地に落ちたわ。私たちの結婚は信頼の上に成り立ってたのに、それは今にも崩れそうよ。)

A : I’ll do anything to make things right. What can I do to regain your trust?
(君との関係を修復するためなら何でもするよ。君の信頼を取り戻すにはどうしたらいい?)

B : Trust arrives on foot and leaves on horseback. You should know this.
(信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生。分かってるわよね。)

A : Trust me, I won’t do that again. I promise.
(信じてくれ、もう二度とやらないから。約束する。)

B : It’s not about exaggerated gestures or empty promises. It’s all about consistent right actions over time.
(大げさなそぶりや空約束じゃダメなの。大事なのは長い期間の一貫した正しい行動なの。)

A : You’re right…
(そうだね…)

*「come over someone」:「(人の心/感情)を支配する」の意。

*「fall from grace」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!

*「house of cards」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「make things right」:「おかしくなったものを正す」「人間関係を修復する」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか。我々非ネイティブスピーカーでは、中々このような表現は自然に出来ませんよね。カッコいい表現なので、いざという時のために是非覚えておきたいものです。

既婚男性の方!【例2】のような状況に陥らないように!信頼は大切ですよ:)

それではまた次回お会いしましょう!

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