「on the same page」の意味は?
今回は、「on the same page」というイディオムを紹介していきます。日常会話でもビジネスシーンでも超頻出の表現です。英語を学んでいる方であれば絶対に押さえておきたい表現です。それでは早速見ていきましょう。
まずは単語を見ていくと、「the same」は「同じ」、「page」は「(本の)ページ」ですので、フレーズ全体の直訳は「同じページに」となりますが、これがどういう意味で使われるかというとこんな感じ。
「意見が一致して」
「共通認識を持って」
「同じ考えを持って」
これは一種の比喩表現で、イメージとしては、複数名の人が同じ本を同じページまできちんと理解しながら読み進めている、だからみんな同じ考えや共通認識を持っているというニュアンスが出てくるんですね。
意味が分かったところで、実際の使い方を見ていきましょう!
「on the same page」の使い方は?
【例1】
It is important for all of us to be on the same page.
(我々全員の意見が一致していることが大切だ。)
【例2】
My wife and I are struggling to get on the same page when it comes to investing.
(投資のこととなると、私と妻は意見を合わせるのに苦労している。)
*「when it comes to」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
【例3】
A : What’s the key to managing a team effectively?
(効果的にチームを管理するための秘訣は何でしょうか?)
B : I always make sure to get everyone on the same page. Otherwise, it’d be impossible for us to head in the same direction.
(私は常にみんなに共通認識を持たせるようにしています。そうでなければ、我々が同じ方向に進むのは不可能でしょう。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?「共通認識」を表す代表的な表現でした。
ちなみに逆の意味で、共通認識を持っていない、または同じ考えでない状態や、お互いの考えを理解していないなんて時に「on different pages」が使えます。例えば、
Are we on different pages here?
(君は僕の話分かってないね?/僕の話についてきてないね?)
My wife and I are on different pages in parenting.
(妻と私は子育てになると意見が一致しない。)
のように使えます。
お気づきだと思いますが、「on different pages」は当事者が違うページにいるということですので、「page」が複数形になっていることを確認しておきましょう。便利な表現ですのでこちらも併せて押さえておいてくださいね。
それではこの辺で失礼します。また次回!
コメント