「on one’s radar」の意味は?
今回は「on one’s radar」という表現を紹介していきます。このイディオム、イメージが湧き辛く少し分かりずらい表現ではありますが、日常的にもビジネスシーンやニュースでもよく耳にする表現なので、ぜひここで覚ていってくださいね。
「on one’s radar」は、直訳すると「~のレーダー上に」となり、つまり「~の注目/意識に触れている」を表しているのです。分かりやすい日本語にすると、主語が
「~の意識下にある」
「~に注意/注目されている」
「~の視野に入っている」
という意味になります。
少し分かりにくいと思いますので、実際の使い方をみて勉強していきましょう!
「on one’s radar」の使い方は?
【例1】
A:Could you tell us a little bit about your business expansion plan?
(御社の事業拡大計画について少しお話いただけますでしょうか?)
B:We are currently looking to expand our business to the U.S. and Canada, plus, Australia is on our radar as well.
(弊社は現在、アメリカ、カナダ、更にはオーストラリアも視野に入れております。)
【例2】
A:Do you think we can get over this crisis?
(私たちは、この危機を乗り越えられると思う?)
B:No worries, it’s not even a crisis. This issue has been on our radar for a while.
(心配ないよ、危機でもなんでもないよ。この問題はしばらく注目してきてたから。)
参考まで、カジュアルに使った場合の例文も一つ。
【例3】
A:Are you sure you can beat him in tennis? He’s pretty good.
(彼にテニスで勝てるって思うの?彼相当上手いよ。)
B:Who do you think I am? I won the tennis national championship when I was a senior high schooler. He’s not even on my radar.
(俺の事誰だと思ってんよ?俺、高校の時テニスの全国大会優勝してるんで。あいつなんか眼中にないよ。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?このイディオムの注意点は、意識や注目されている人やものが主語であるというところですね。くれぐれも、使い方を間違えないように気を付けましょう。
また、例文から分かるように幅広いシチュエーションで使えますので、積極的に使ってみてください。
それではまた!
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