「幸先さいさきの良いスタート」って英語で?
今回は、「幸先の良いスタート」を英語でどのように表現できるかを紹介していきます。
幸先が良いとは、出だしが順調で物事が上手く運びそうな感じのことを指しますが、例えば、仕事のプロジェクトやスポーツの試合などで「さい先の良いスタートを切った」というように、日常的によく耳にする言葉ではないでしょうか。この感覚に近い英語表現がこちら、
「off to a good start」
です。
この「off」は移動を表し「離れて」「去って」を意味しています。スタート地点を離れているイメージで良いでしょう。「to a good start」は「良いスタートへ向けて」という方向を表していますので、全体で「良いスタートを切っている」感が出ますよね。
使い方としては「be動詞」の後ろに置かれれば「幸先の良いスタートを切っている」という状態を、「get」の後ろに置かれれば「幸先の良いスタートを切る」という動作を表すことができます。
それでは、早速使い方を見てみましょう!
「off to a good start」の使い方は?
【例1】
We got off to a good start with our new project.
(我々は、新しいプロジェクトで良いスタートを切った。)
【例2】
We’re off to a pretty good start, but we can’t let our guard down.
(非常にさい先良くスタートしているが、油断はできない。)
*「let one’s guard down」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「油断する」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語
【例3】<3000m走にて>
She’s not off to a good start, but she’s still in contention.
(彼女は出だしは良くなかったが、まだ良いポジションに付けている。)
*「in contention」:「競って」「争って」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?【例2】は「a good start」を「pretty」で修飾していましたね。
この表現は非常に便利で、「good」の部分を別の形容詞に入れ替えることで、どのようなスタートなのかを色々と表現することができます。
例えば、「off to a bad start」(悪いスタートを切って)、「off to a tough start」(厳しいスタートを切って)、「off to a slow start」(スロースタートを切って)、「off to the best start」(ベストのスタートを切って)などなど、使い方は無限大ですね。
何か幸先良いスタートを切ったら「I got off to a good start!」と言ってみましょう。
それではまた!
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