「食中毒」って英語で?
(当ブログページは2023年5月1日に投稿しております。)
今日から5月、気温が上がってくるとどうしても食中毒が増えてきますよね。これを防ぐためには、「つけない」「ふやさない」「やっつける」の食中毒予防の3原則が重要になります。
ちなみに、「つけない」はそもそも菌を食材に付着させないよう、手洗いや食器・容器類の衛生に気を付けること、「ふやさない」は迅速に調理を行なったり、冷蔵状態をキープすることで菌の繁殖を抑えること、「やっつける」は調理器具のアルコール消毒や、食材によっては次亜塩素酸ナトリウムでの消毒、過熱調理をして付着した菌を殺菌することです。
これらの中で誰でも簡単に出来ることは手洗いです。食材に触れる時、食事をする時には、丁寧に手洗いをして食中毒予防を心掛けましょう!
さて、今回紹介するのはこの「食中毒」なのですが、英語ではこのように言います。
「food poisoning」
「food」は「食べ物」「食料」を、「poisoning」は「毒を盛ること」「毒殺」の他に「中毒」の意味がありますので、直訳としては「食べ物中毒」ということですね。
早速使い方を見ていきましょう!
「food poisoning」の使い方は?
【例1】
A : What do you think is the best practice to prevent food poisoning?
(何が食中毒を予防するために最良の手段だと思いますか?)
B : I would say washing hands is the easiest thing that anyone can do.
(手洗いが誰にでも出来る最も簡単なことではないでしょうか。)
【例2】<テキストメッセージでのやりとり>
A : Are you in the office today?
(今日はオフィスにいるの?)
B : No. I got food poisoning and I think I’d have to take a couple of days off work.
(いや。食中毒になってさ、数日仕事を休まないとかな。)
A : What the hell did you eat!?
(一体何食べたん?)
B : Raw oysters.
(生ガキ)
A : Crazy! Anyways, hope you’re feeling better soon. I’ll keep you in my thoughts.
(やばいね!いずれにせよ、早く良くなってちょ。気に掛けておくよ。)
*「I’ll keep you in my thoughts」の詳細はこちらをクリック
参考 「keep ~ in one’s thoughts」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
まとめ
いかがでしたでしょうか?「food poisoning」の使い方も覚えて頂けましたか?
ちなみにこの「poisoning」という単語、他の言葉と組み合わせれば色々な中毒を表現できます。
例えば、
「mercury poisoning」(水銀中毒)
「heavy metal poisoning」(重金属中毒)
「arsenic poisoning」(ヒ素中毒)
「pufferfish poisoning」(フグ中毒)
「nicotine poisoning」(ニコチン中毒)
*日本語で一般的に言う「ニコ中」は「依存症」の意味なので「nicotine addiction」や「nicotine dependence」が近いです。
のように、人間に害を及ぼすものに使うことが出来るということも頭の片隅に入れておきましょう。
私も食中毒を経験した一人です。昔モロッコを旅行した際に、タンジェと言う街のメディナ(旧市街)でヤギのチーズ売りからもらった(半ば強制的に食べさせられた?)チーズを食べて酷い食中毒になった経験があります。あまりにも酷いので描写はしませんが、地獄のような腹痛と下痢に苦しみ、一週間はホテルで寝込んでいる状態が続きました。
確かにそのチーズを食べる時に一瞬躊躇したんです。怪しいおっさんが、汚いプラスチックボトルを上下にタプンタプンと振りながら近づいてきて、いきなり葉っぱにサンプルを置いて食ってみろと。しかも毛が交じってるし。。。でも私もまだ二十歳でしたので人生経験もなく、物の良し悪しも分からず、食べないのも負けた気がして、それで何となく強がって食べてしまったんですね。大失敗でした。翌日からミントティーを何杯飲んだか分かりません。。
話が長くなりましたが、これから食中毒の季節ですので、みなさんぜひお気をつけて!
それではこの辺で失礼します!
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