「neck of the woods」の意味は?
今回は、言葉からは意味が推測できないこちらの表現、「neck of the woods」を紹介していきます。
直訳すると「森の首」??となってしまい全く想像が付きませんよね。まずは意味ですが、カジュアルな場面でこのようなニュアンスで使われます。
「近所」
「地元/出身地」
「地域/地方」
おそらく、ほとんどの方が(と言うか、初めてこの表現を聞いた人全員)、”なんでこうなるの!?” と思われているはずです。
実は、この表現の起源は19世紀初頭のアメリカの開拓民の時代に遡り、森のすぐ近くで暮らしていた彼らは、自分の家の付近を「neck of the woods」(森の細長く広がる土地)と呼んだことに由来しています。そう、「neck」とは「細長い土地」という意味があるんですね。
意味が分かったところで使い方を見ていきましょう!
「neck of the woods」の使い方は?
【例1】
What is the local specialty of your neck of the woods?
(君の地元の特産品って何なの?)
*「local specialty」:「特産品」「名物」の意。
【例2】
Many people eat sushi to celebrate the New Year in my neck of the woods.
(私の出身地では、多くの人が新年を祝うために寿司を食べます。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?一見あまり見かけなそうな表現ですが、注意していると意外に使われることに気が付きます。
先日、アメリカ人数名にこの表現の起源を知っているかと聞くと、全員が ”起源は分からないが一般的な表現だ” と言っていました。一般的過ぎる表現ほど起源を気にすることは無いのは日本語でも同じことですね。
それではまた!
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