「SOP」の意味は?
今回はビジネスシーンでよく登場する「SOP」というacronym(頭字語)を紹介していきます。
「SOP」とは、「Standard Operating Procedure」の頭文字を取ったもので、日本語では
「標準作業手順書」
と言われます。
企業が提供する商品やサービスは、品質が一定でなくてはなりません。どんな従業員が担当しても均一の商品、そして安定したサービスでなくてはお客様の信用を失ってしまいますよね?それを実現するため、製品の仕様やサービスの提供方法を分かりやすく明文化したものが「標準作業手順書」です。
業界や会社によって作成方法は異なり、具体的にこれが「標準作業手順書」だという書式のようなものはありません。会社などが「安定した商品やサービスを提供するための作業の詳細を明記した文書」と考えておけば問題ないでしょう。
「SOP」は「マニュアル」と混同されて使われることも多く、違いが分からないこともしばしばですが、マニュアルが幅広く業務全体のフローのようなものを指す一方、SOPは作業一つ一つの詳細にフォーカスしているイメージのものが多いです。
意味が分かったところで、使い方を見ていきましょう!
「SOP」の使い方は?
【例1】
Don’t you think it’s about time to update these SOPs?
(もうそろそろこれらのSOPを更新する頃だと思いませんか?)
【例2】
Hey, stop it! You’re doing it wrong! You’ve got to follow this SOP precisely.
(おい、ストップ!やり方間違ってるよ!正確にこのSOPに沿ってやらなきゃ。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここでは「標準作業手順書」の「SOP」を取り上げましたが、製造の現場では「Start Of Production」、つまり「製造開始」という意味でも使われます。逆に「製造終了」は「End Of Production」となりますので、併せて覚えておくと良いと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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