「defeat the purpose」の意味は?
今回は、一見しただけでは日本語訳が難しい表現のひとつ、「defeat the purpose」というイディオムを紹介していきます。
学校ではまず習うことはないのですが、実際には日常的に見聞きする表現です。
直訳すると「目的を打ち負かす」となり、理解に苦しむのですが、実際には、
「元も子もない」
「本来の趣旨にそぐわない」
「本来の目的の意味がない」
のような意味で使われます。
多くの場合、「主語 + defeat the purpose + of ~」の形で使われ、「主語は~の意味を無いもの(無意味なもの)にする」、つまり「元も子もない」「意味がない」という意味になります。
早速、使い方を見ていきましょう!
「defeat the purpose」の使い方は?
【例1】
Eating junk food between meals defeats the whole purpose of consuming organic and additive-free foods for meals.
(ジャンクフードを間食してたら、食事にオーガニック無添加のものを食べる意味ないじゃん。)
*「additive-free」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「無添加」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語
【例2】
A : This suitcase company has lowered its price point and made their products affordable.
(このスーツケースの会社プライスポイントを下げて、買いやすい価格にしたんだよ。)
B : That’s great. They cost less and will last as long as they usually do, then.
(そりゃあいいね。それじゃ、安くそしてこれまでのように長持ちするってことだ。)
A : Actually, looks like their quality has gone down as well. I bought one a couple of weeks ago, but the handle is already broken. I’ve lost all my good feelings about this brand now.
(それがさ、品質も落ちちゃったみたいなんだよ。数週間前に一つ買ったんだけど、取っ手がもう壊れちゃって。このブランドへの良いイメージがなくなっちゃったよ。)
B : What!? That defeats the purpose!
(え!?それじゃ意味ないじゃん!)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上の例2のように、「That defeat the purpose」という形で単体で使うことも意外とあります。
誰かが元も子もないようなことを言っていたら、「That defeats the purpose!」と言ってみましょう。
それではまた!
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