「cover for」の意味は?
今回は、日常会話でもビジネスシーンでも幅広く使える表現「cover for」を紹介します。
「cover」と聞くと、おそらく「覆いをする」「カバーを掛ける」という他動詞の意味を一番最初に思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、実はこの他にも頻出の意味があり、それが今回紹介する自動詞の「cover」です。自動詞の「cover」には「代理をする」「代わりを務める」(日本語でも「カバーする」なんて言いますよね?)、それから「庇う」という意味があります。そして、この後ろに前置詞の「for」を伴うことで、イディオムとして次のような2つの使い方が出来ます。
①「~の代理をする」「~の代わりを務める」
②「(失敗や不正行為等について)~を庇う」
早速使い方を見ていきましょう!
「cover for」の使い方は?
【例1】<使い方①>
A : I thought Miki was supposed to be here today.
(今日ミキがここに来ることになってたと思ったけど。)
B : She’s so tied up today, so I was sent here to cover for her.
(彼女は今日とても手が塞がっていましてね、だから私が彼女の代理でここに送られたんですよ。)
*「be supposed to」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「be supposed to」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
【例2】<使い方②>
A : I totally screwed up again!
(またやっちゃったよ!)
B : Again!? Clean up your own mess. Don’t expect me to cover for you this time.
(またやったの!?後始末は自分でしてね。今回は私が君を庇うなんて思わないでよ。)
*「screw up」:「しくじる」「やらかす」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
特に①の用法「~の代理をする」は非常に良く使われますので絶対に押さえておきましょう。風邪を引いてしまい仕事を休みたい時や作業中トイレに少しだけ離れたい時、「Could you cover for me?」を使えばスムーズに同僚に代わりをお願い出来ると思います。
それではこの辺で!
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