「along the lines of」の意味は?
今回は「along the lines of」という言い回しを紹介していきます。意外と頻繁にお目に掛かるにも関わらず、あまり知られていない表現ではないでしょうか。それでは見ていきましょう。
単語を見てみると「along」は「~に沿って」、「line」は「線」「路線」や「方向」という意味があり、「along the lines of~」全体では「~の線に沿った」と訳せますが、実際に使われるニュアンスとしてはこんな感じ。
「~路線の/で」
「大体~のような/に」
「大筋~のような/に」
使い方としては、例えば「名詞 + along the lines of…」のように形容詞句として名詞を後ろから修飾したり、副詞句として動詞を修飾したりします。
これだけでは分かりづらいと思いますので、下で使い方を見ていきましょう!
「along the lines of」の使い方は?
【例1】
A : Mom, what’s for dinner today?
(ママ、今日の夕飯は何?)
B : I don’t know. I’m thinking something along the lines of meat and veggies.
(さあね。肉と野菜路線のものを考えているけど。)
【例2】
A : Have you got anything planned for summer vacation? I’m thinking about going to the beach in Shonan.
(夏休みは何か予定はあるの?私は湘南の海に行こうと考えてるよ。)
B : Well, we’re planning along the lines of a summer retreat in the mountains.
(そうね、うちは山の避暑地の路線で計画しているよ。)
*「summer retreat」:「避暑地」の意。「retreat」の名詞には「避難」の他に「隠れ家」「避難所」の意味もある。
【例3】
If you snap back at your boss and say “Fuck you!”, “You asshole!” or something along those lines, your career will be over at that moment.
(もし君が上司に逆ギレして”くそったれ!”、”くたばれ!”や、そのようなことを言ったら、君のキャリアはその瞬間に終わりだよ。)
*「snap back」:「逆ギレする」の意。「snap」はカジュアルな表現で「キレる」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?こういう表現を使えると、英語上級者の雰囲気が出てネイティブからも一目置かれることでしょう。
【例3】のように、先に例を挙げてしまっている場合には「along those lines」(そのような路線の/で)という形で用いられることもしばしばです。併せて押さえておきましょう!
それではこの辺で失礼します!
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