「in denial」の意味は?
今回は「in denial」という表現を紹介していきます。日本の学校英語ではお目に掛かることもありませんし、イディオムと言うほどメジャーな表現ではありませんが、会話中、さらには英字新聞や雑誌でもよく目にするものですのでぜひ覚えてしまいましょう。
「denial」は「deny」(否定する/関係ないと言う)の名詞で、「否定」や「拒絶」を意味することから、「in denial」で「否定して」「拒絶して」と直訳できますが、実際には下のような意味で使われます。
「現実から目を背けて」
「現実を見ようとしない」
使われ方としては、「be in denial」の形や「live in denial」のように「be動詞」や「live」と一緒に使われたり、「名詞 in denial」のように名詞を後ろから修飾するケースが多いように感じます(主観ですが)。
早速使い方を見ていきましょう!
「in denial」の使い方は?
【例1】
My father can’t even stand up without a walking cane, but he’s in denial about aging.
(私の父は歩行杖無しでは立ち上がることさえできないが、歳を取った/加齢という現実を見ようとしない。)
【例2】
Everyone tells him that his English pronunciation is horrible, but he’s always in denial and not going to improve it.
(彼の英語の発音が酷いとみんな言うが、彼はその事実を認めようとしないし、改善しようともしない。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。日常的には頻発するイディオムではありませんが、一段上の英語を目指す方は是非覚えておきたい表現でしょう。
ちなみに、「in denial」に続き、具体的に目的語を入れる場合には「about」や「of」を続けることが可能ということも併せて押さえておきましょう!
それではまた!
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