「promotability」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「promotability」の意味は?

今回は、ビジネスシーンで使えそうな表現「promotability」を紹介します。

接尾語の「-ility」から分かるように「promotability」は形容詞「promotable」の名詞形なのですが、まず、この「promotable」を見てみると、「promote」(~を昇進させる)に「-able」(~できる)がくっついたもので、意味としては「昇進させることが出来る」、つまり「(人が)高いポジションに昇進できる能力や権利がある」という状態を表します。ですので「promotability」を日本語にすると、

昇進の機会

昇進に値すること

と訳せると思います。

意味が分かったところで早速使い方を見ていきましょう!

「promotability」の使い方は?

【例1】

A : We’re planning to go to Hokkaido this summer. Take a paid holiday and join us, Jack.
(この夏北海道に行く予定してるんだ。ジャック、有給取って一緒にどうだい?)

B : I’d love to, but I can’t… It’ll definitely hurt my promotability if I do that…
(行きたいのはやまやまだけど、無理だな… 有給なんて取ったら俺の昇進の機会に影響しちゃうよ…)

A : Hey.. that’s the definition of exploitative company.
(おい.. それはブラック企業そのものじゃん。)

*「exploitative」:「搾取的な」「天然資源を荒らすような」の意。「exploitative company」でいわゆる「ブラック企業」を表す。

【例2】

A : At our company, promotability depends on how many hours you devote to work, not on how efficient and productive you are.
(うちの会社では、昇進の機会は、どれだけ効率と生産性が良いかではなく、どれだけ長く働いたかで判断されるんだよ。)

B : Sounds terrible. Is everyone working hard under such circumstances?
(ひどいねぇ。そんな状況でみんな一生懸命働いてるの?)

A : No. They are just trying to outstay their bosses and work unncessarily long hours to impress them.
(いや。みんな上司に良い印象を与えるため、彼らよりオフィスに長く留まって不必要に長い時間働こうとしているだけだよ。)

B : That’s a typical Japanese company.
それは典型的な日本企業だね。)

*「devote」:「~を捧げる」「~をゆだねる」の意。

*「outstay」:「~より長居する」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の表現は、日本企業で働く私の友人のアメリカ人が実際に使っていた言葉です。彼女は、”日本人は周りに合わせて不必要にオフィスに居たがる、一人だけ早く帰ることが「promotability」に影響すると思っているのだろうか。” と言っていたのを思い出します。

この言葉を知らないと、同じニュアンスへの言い換えが難しい表現です。特に仕事で英語を使う方は覚えておくとよいでしょう。

それではまた次回!

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