「複利」って英語で?
今回は英語で何て言うのシリーズから、「複利」の英語表現を紹介していきます。
このブログを見てくれている方は社会人の方が多いと思いますので、おそらく、ほとんどの方が意味はご存じだと思いますが、学生さんや意味をご存じないという方のために念のため定義を紹介すると、
複利:
ウィキペディア
複利または重利とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していき、雪だるま式に利子が増えていくことになる。預金、借金や投資などで用いる。
ということですね。
早速ですが、この「複利」を英語では、
「compound interest」
と言います。
「compound」は名詞で「化合物」「合成物」、動詞で「~を混合/合成する」の他に、ここでの形容詞の意味としては「複合の」「合成の」という意味があります。「interest」は「利子」ですので、直訳すると「複合の利子」ということになります。
それでは、使い方を見ていきましょう。
「compound interest」の使い方は?
【例1】
Einstein once said ‘Compound interest is man’s greatest invention’.
(アインシュタインはかつて、複利は人類最大の発明であると言った。)
【例2】
You could have multiplied your wealth ten times by now if you had utilized the power of compound interest when you were younger.
(君が若い時に複利の力を利用していたら、今ごろ富を10倍に増やせていただろう。)
【例3】
I believe in compound interest not just in financial growth but also in self-development. 1% growth every day makes you 37 times better in one year.
(私は、金銭的成長だけでなく、自己の成長においても複利の力を信じている。1%の毎日の成長は一年後に人を37倍成長させる。)
*「self-development」:「自己啓発」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?社会人ともなれば、貯金にしても投資にしても、複利と言う言葉は意外と身近なものではないでしょうか。ぜひ覚えてしまいましょう。
【例3】では37という数字を出しましたがどういうことかと言うと、仮に今の自分を「1」として、一日1%成長を計算式にすると、なんと37倍にもなる。
「(1.01)³⁶⁵ = 37.78」(複利計算、1.01の365乗)
こんな単純な計算式通りにはならなくとも、知識であれ、スキルであれ、健康であれ、幸せであれ、毎日の積み重ねが将来大きな成果になることは目に見えていますよね。
私は能力は人並み以下と自覚していますが、努力することが出来る才能に恵まれ、今になって心から感謝しています。
大抵のことは本気でやれば、3日で自分の半径30m以内で上位に、3週間で半径300m以内で上位に、3ケ月で半径3km以内で上位に、3年で半径30kmで上位に入れると感じます。
みなさんも何か達成したいことがあれば、複利の力を信じて頑張ってみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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