「いたちごっこ」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語

英語で何て言うの?シリーズ

「いたちごっこ」って英語で?

今回は、英語で何て言うのシリーズから「いたちごっこ」を紹介していきます。日本語からの直訳では絶対に答えにたどり着かない表現の一つですね。「いたちごっこ」とは、”同じようなことを繰り返しているだけで埒が明かない事” を表しますが、英語ではどのように表現できるのでしょうか。早速見ていきましょう!

さて、「いたち」を英語では「weasel」と言いますが、残念ながらここではこの単語が使われることはなく、英語ではこのように表現します。

cat-and-mouse game

そうです、「猫とねずみのゲーム」と言うんです。

猫とねずみの追いかけっこの埒が明かない感じからこういう表現が出来たと推察されます(ちなみに、アイキャッチ画像は猫とネズミになっていましたね)。イメージがしやすいので覚えやすいと思います。

それでは下で例文も見ていきましょう!

「cat-and-mouse game」の使い方は?

【例1】

A : I don’t want to continue this cat-and-mouse game any more.
(もうこれ以上いたちごっこはごめんだ。)

B : What’s going on?
(どうしたんだい?)

A : Wild boars keep invading my garden and devouring my veggies.
(イノシシがうちの畑に侵入し続けて野菜を荒らされるんだよ。)

B : Why not try using some bells to scare them away?
(驚かして追い払うのに鈴を使ってみるのは?)

A : I did, but it didn’t work.
(やったけど、ダメだったよ。)

B : How about installing protective fences?
(防御フェンスを取り付けてみるのは?)

A : Actually, I tried that too. They outsmarted the fences.
(実はそれもやったよ。上手く掻い潜られたよ。)

B : What about electric barbwires?
(電気有刺鉄線は?)

A : Unfortunately, the electricity got cut off, and we lost again…
(残念ながら、電気が切られて敗北だった…)

*「devour」:「~を貪り食う」「~をがつがつ食い漁る」の意。

*「outsmart」:「~に知恵で勝る」「~の裏をかく」の意。

*「barbwire」:「有刺鉄線」の意。

【例2】<仕事の目標を覆す上司にイライラ>

A : My boss is an awful liar!
(俺の上司は酷い嘘つきだよ!)

B : Whoa, slow down. What happened?
(ウォゥ、落ち着いてよ。どうしたんだい?)

A : I feel like I’m constantly playing a cat-and-mouse game with him.
(いっつも上司といたちごっこしているように感じてね。)

B : Why’s that?
(それはなんでだい?)

A : He keeps moving the goalposts and never lets me hit the target. It’s so frustrating!
(あいつ決まり事を覆して俺が目標達成できないようにするんだよ。まじイライラするわぁ!)

*「move the goalposts」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

まとめ

いかがでしたでしょうか。例文がとても長くなってしまいましたが、使い方をご理解いただけましたか?ここでは「cat-and-mouse game」の形を紹介してきましたが、「game of cat and mouse」という言い方もしますので、こちらも併せて押さえておくとよいでしょう。

それではこの辺で失礼します!

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