「get the hang of」の意味は?
今回は「get the hang of」というイディオムを紹介していきます。日常会話では必須と言える表現ですので、是非マスターしていってくださいね!それでは見ていきましょう。
このイディオムには「hang」という単語が含まれていますが、通常は動詞として「~を掛ける」「~を吊るす」という意味で使われたり、特にイディオムの「hang up」(電話を切る)は有名ですね。
しかし今回は「the」という定冠詞から分かるよう「hang」が名詞ということが分かります。「hang」の名詞用法には「(服などの)掛け方」や「上手いやり方」「コツ」という意味があります。そしてこのイディオムでは後者の意味で使われており、全体の訳はこのようになります。
「~のコツを掴む」
「~のやり方を理解する」
使い方としては「of」の後ろに(代)名詞や動名詞を伴います。
意味が分かったところで使い方を見ていきましょう!
「get the hang of」の使い方は?
【例1】
A : Dad! Watch me!
(パパ、見て!)
B : Wow, you’re really getting the hang of riding your bike!
(おお、自転車の乗り方分かってきたな!)
【例2】
A : I just can’t figure out how to operate this machine! Isn’t it so complex!?
(この機械の使い方分からないっす!すごく複雑じゃないですか!?)
B : Don’t worry, it’s quite normal to feel overwhelmed at first. But you’ll get the hang of using the machine with more time and practice.
(心配するな、最初は圧倒されて当然だよ。でもじっくり練習すればその機会の使い方のコツを掴めるさ。)
A : I don’t think I’m smart enough to handle this machine…
(僕、この機械を使えるほど頭が良いとは思わないんですが…)
B : Haha! I felt the same way when I started. Just keep practicing and you’ll get there too.
(ハハ!俺も初めは同じように感じたよ。練習し続ければ、君も出来るようになるよ。)
【例3】
A : How can I master English pronunciation?
(どうやったら英語の発音マスターできますかね?)
B : Just practice until it becomes something that’s second nature. There’s no drug you can take, there’s no shortcut, or no whatever, to get the hang of it.
(体の一部になるまで練習するんだね。コツをつかむための飲み薬も近道も何にもないんだよ。)
A : Practice makes perfect, huh?
(練習あるのみってことですね?)
B : That’s right.
(そう言うことだね。)
*「second nature」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「Practice makes perfect」:「継続は力なり」に相当する諺。直訳は「練習は完璧にする」。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は3つの例文を挙げておきましたが、【例1】【例2】は「of」の後ろに動名詞を、【例3】は代名詞を伴った例文でしたね。日常会話では頻出の表現ですので確実にマスターしたい表現の一つでした。
それではまた次回!
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