「through the grapevine」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「through the grapevine」の意味は?

今回は、「through the grapevine」というちょっと変わったイディオムを紹介していきます。日常会話でも耳にする表現ですが、英単語からは意味が想像できないものの一つだと思います。早速見ていきましょう!

単語を見てみると、「through」は「~を通して」、「grapevine」は「ブドウの木(つる)」という意味なので、イディオム全体の直訳は「ブドウの木(つる)を通して」となるのですが、それでも一体何のことやらだと思います。

さて、この「grapevine」、実は「ブドウの木(つる)」以外の意味があります。英語で言うとこんな感じ。

grapevine
an unofficial, informal way of getting information by hearing about it from someone who heard it from someone else

Cambridge Dictionary

つまり「うわさ」「人から聞いた話」「秘密の情報源」ということですね。

ですので、「through the grapevine」ではこのような意味になります。

噂で

風の便りで

何となく意味が分かったところで、使い方も見ていきましょう!

「through the grapevine」の使い方は?

【例1】

A:I heard you got fired. What happened?
(仕事クビになったって聞いたけど、何かあったの?)

B:Who told you that!?
(誰に聞いたの!?)

A:Just through the grapevine.
(ちょっと風のたよりでね。)

【例2】

A : Have you noticed that Jay has been acting weird lately?
(最近、ジェイの行動がなんかおかしいの気づいていましたか?)

B : Yes, I heard through the grapevine that he will be relegated to one of our subsidiaries next month. That’s probably why.
(はい、彼が来月子会社の一つに異動になるって噂で聞きました。多分そのためでしょう。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?秘密の情報網のことを、あちらこちらに張り巡らせた ’つる’ に例えたのでしょうか。少し難しいイディオムでしたが、なかなかおしゃれな表現ですよね?

「through」の他にも「on」を使い「on the grapevine」とも言えますので、頭の片隅に入れておいてください。

カジュアルな表現ですのでオフィシャルな場や文書には不適切です。ご注意を。

それではまた次回!

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