「There is no question that…」の意味は?
今回は「There is no question that…」というフレーズを紹介していきます。きちんと意味を理解していないと正しく使うことが出来ない表現です。ぜひここで覚えていってくださいね!
ここでのポイントはやはり「question」でしょう。「question」の意味は「質問」、ですので「…という質問はありません」??と訳してしまいそうですがそうではありません。
実は、「question」には「質問」の他に「疑問」「疑い」という意味があるのです。そして、それに続く「that」は等位接続詞として、その前にある「question」を修飾しています。ですので、今回のフレーズは下記のような意味で使われます。
「…ということに疑いの余地はない」
「…ということは間違いない」
つまり、「that」以降に続く文を強く肯定するフレーズなんですね。
では、意味が分かったところで実際の使い方を見ていきましょう!
「There is no question that…」の使い方は?
【例1】
A : Shohei Ohtani is incredible! He plays in the Major Leagues as a two-way player at such a high level!?
(大谷選手は信じられないよ!彼はメジャーで二刀流であんな高いレベルでプレーするのか!?)
B : There’s no question that he is the best baseball player in the world.
(彼が世界一の野球選手ということは間違いないね。)
*「two-way」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
【例2】
A : We’ve been losing sales for the past three months.
(ここ数か月は売上げが落ちているな。)
B : Based on the sales data, there’s no question that some occasional customers are cutting back on their visits to our stores.
(販売データによれば、非常連客が我が社の店舗の利用を控えていることは間違いないですね。)
A : We need to come up with a way to communicate the value we provide to them.
(彼らに我が社の提供する価値を伝える方法を模索しなければ。)
*「occasional customer」:「時々来るお客」つまり「非常連客」の意。
*「cut back on」:「~を控える」「~を減らす」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「question」=「質問」と思っていると、今回のフレーズを正しく理解できないことが分かっていただけましたでしょうか。
ちなみに、会話の中で「that節」の内容が明らかな場合は、単純に「There’s no question」だけで使うことも可能です。また、「that節」の他にも前置詞「about」を続けることも可能で、例えば「There’s no question about it」(それについては疑いの余地はない)のように使われることもしばしばです。
いずれも日常的によく聞くフレーズですので、上の例文を参考にきちんと覚えてしまいましょう。
それではこの辺で失礼します、また次回!
コメント