「multitask」の意味は?
今回は、日常会話や特にビジネスシーンで良く登場する「multitask」を紹介していきます。
まずは読み方ですが、「マルタィタスク」もしくは「マルティタスク」のどちらでもOK。
言葉としては「multi」と「task」が構成要素となっており、「multi」は「多数の」「複数の」を表す接頭語、「task」は「タスク」つまり「作業」「仕事」を表します。
全体としては「複数のタスク」となるのですが、基本これは自動詞として使われます。日本語では、
「同時に複数の作業を行う」
「作業を並行して行う」
でしょうか。近年では日本語にもなってきているので、
「マルチタスクする」
でもよいかもしれませんね。
この「multitask」に「er」を付け「multitasker」とすれば、「マルチタスクする人」や一般的に「(器用に効率良く)複数作業をこなす人」というポジティブな意味で使われることもしばしばです。
意味が分かったところで例文を見ていきましょう!
ここでは「multitask」と「multitasker」の両方を紹介します。
「multitask」「multitasker」の使い方は?
【例1】
You are continually switching between so many different tasks. Multitasking like that must require a tremendous amount of concentration.
(君はひっきりなしにそんなにたくさんの作業を切り替えてやっているね。そういう並行作業は相当の集中力が必要でしょう。)
*「require」:「~を必要とする」の意。
【例2】
I thought I was pretty good at multitasking but.. come to think of it, I was just impatient and trying to avoid getting bored.
(僕は一度に色々作業をこなすのが得意だと思っていたけど.. 考えてみると、ただのせっかちで飽きが来ないようにしてただけだったな。)
*「come to think of it」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「come to think of it」そのまま使える便利表現!リアル英語
【例3】
Wow, you’re running 5 tasks at the same time! You’re such a multitasker!
(おぉ、同時に5つの作業してるの!君はすごいマルチタスカーだね!)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは「multitask」と表記してきましたが、「multi-task」のようにハイフンを入れることも可能です。私の感覚ではどちらの表記も同じくらい見かけますので、みなさんのお好みで使っていただければと思います。
ちなみに、上の例文は全て仕事っぽくなってしまいましたが、実際にはもっとカジュアルに使うこともできます。例えば、
・ママが小さい子供の面倒を見ながら料理と電話をしている。
・クラシックを聴きながら散歩と読書をする。
・友達とカードゲームをしながら仕事のメールと取引先への電話をする。
のように、同時に複数のことをこなしていれば「multitask」と言えます。
みなさんはマルチタスクは得意ですか?
それではまた!
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