「get ahead」の意味は?
今回は「get ahead」というイディオムを紹介していきます。イディオムと言っても、この表現自体が参考書などに登場するほど日本では一般的とは言えない気がしますが、リアル英語、特にキャリアのこと、将来のことに絡んだ話になると頻繁に登場するので、是非覚えていって頂けたらと思います。
まずは単語を見てみると、「get」はここでは「(~の状態に)なる」、「ahead」は「前方に」「先に」の他に、「勝って」「優れて」を表します。ですので、「get ahead」を直訳すると「勝った状態になる」となりますが、自然な日本語にするとこんな感じ。
「出世する」
「成功する」
基本的には、社会や仕事で成功するという時によく用いられます。「get ahead」単体で使われることが殆どですが、「get ahead in life」や「get ahead in business」のように、どこで成功するのかを具体的に表現することも出来ます。
意味が分かったところで、実際の使い方を見ていきましょう!
「get ahead」の使い方は?
【例1】
A : Everybody seems to stay away from Jane. What’s wrong with her?
(みんなジェーンを避けているようだね。彼女何か問題でも?)
B : Nobody wants to engage with her because she always steals credit from her team members to get ahead.
(彼女は出世のためにチームメートの手柄をいつも盗むから、だれも彼女と関わりたくないんだ。)
A : Oh, that’s why…
(そういうわけね…)
*「stay away from」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!
*「engage with」:「~と関わり合う」の意。
*「credit」:「手柄」の意。
【例2】
A : Cheers!! (Drinking beer) Nothing beats a beer after work!
(乾杯!!(ビールを飲みながら)仕事の後のビールに勝るものはないな!)
B : Yeah! It really hits the spot! So refreshing!
(そうだね!最高だよ!生き返るぅ!)
A : By the way, I haven’t seen Marco lately. What happened to him?
(そういや、最近マルコを見てないな。あいつどうしたんだい?)
B : He’s been working extra hours and taking online courses. He’s busy, I guess.
(ここのところ残業もして、さらにオンライン授業も受けてるんだ。忙しいんじゃない。)
A : That’s unlike him. He sounds like a different person.
(あいつらしくないな。別人みたいじゃん。)
B : I know, right? He said he wants to get ahead in life.
(でしょ?出世したいって言ってたよ。)
*「~ hit the spot」:「~は最高だ」「~に限る」の意。口語表現。
*「by the way」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!
*「I know, right?」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の表現を知らないと、どうしても「succeed」一辺倒になってしまいがちです。ぜひみなさんのボキャブラリーに追加し、機会があれば積極的に使ってみてくださいね!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!また次回!
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