「crocodile tears」の意味は?
直訳すると「ワニの涙」という今回の表現、日本語には無い表現なのですが「うそ泣き」を意味します。
なんで?と思われる方も多いと思いますが、そういう風に言うので覚えてしまいましょうと言いたいところですが、どうやら言い伝えでは「ワニが獲物をおびき寄せる時に涙を流す」や「獲物を食べる時に涙を流す」という言い伝えが元になっているという話が一般的です。
日本人の私にとっては獰猛なイメージしかありませんが、英語圏ではズル賢いイメージなんでしょうね?
使われ方としては通常、動詞の「shed」「cry」や「weep」と共に使われる場合が多いように感じます。
こう聞くと、実際に”涙を流すという動作”を表しそうですが、それだけではなく、涙を流してなくても「心にもなく悲しむ様子」にも使うことができます。
使い方を見ていきましょう!
「crocodile tears」の使い方は?
例1
I think he was just shedding crocodile tears at his wife’s funeral.
(彼は、彼の妻の葬式で悲しんでいるふりをしていただけだと思う。)
例2
Everyone was deceived by her crocodile tears.
(みんな彼女のうそ泣きに騙された。)
まとめ
今回の「crocodile tears」は頻出表現とはいかないまでも、言葉つまり文化を理解するには大切な表現だと思います。書き言葉では時々目にすることがありますので、知識として頭に入れておいて損はないでしょう。
「うそ泣き」は通常、「fake crying」や「pretend to cry/weep」のように表現し、こちらの方が日常会話では一般的です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント