「試行錯誤」って英語で?
今回は、英語で何て言うの?シリーズから「試行錯誤」を紹介していきます。
念のため「試行錯誤」の意味を確認しておきますが、試みと失敗を何度も繰り返しながら成功に近づいていくことを表す四字熟語ですね。「試行錯誤を重ね、完璧なレシピを完成させる」「何年にも及ぶ試行錯誤の末、大ヒット商品を生み出した」のように数々の挑戦、そして挫折があったということが伺われます。
さて、この「試行錯誤」を英語では、
「trial and error」
のように表現します。
「trial」は「挑戦」、「error」は「失敗」を表すので、英語の方がシンプルで分かりやすい表現ですよね。
それでは、早速使い方を見ていきましょう!
「trial and error」の使い方は?
【例1】
I believe that the trial and error approach is essential for accomplishing great things.
(試行錯誤のアプローチは偉大な事を成し遂げるために必要な事だと思います。)
【例2】
A : Sorry, boss. We failed in the experiment again…
(すみません、ボス。また実験に失敗しました…)
B : It’s not a failure. You are learning what doesn’t go well through trial and error.
(それは失敗ではない。君たちは試行錯誤しながら上手く行かないことを学んでいるんだ。)
A : Thank you for your encouraging words!
(励ましのお言葉ありがとうございます!)
まとめ
いかがでしたでしょうか。単語的には覚えやすい表現ですので、ぜひみなさんのボキャブラリーに追加お願いします。
ここでは、「trial and error」のように単数形で登場しましたが、実際には「trials and errors」というように複数形も可能です。ニュアンスの違いをネイティブスピーカーに確認したところ、単数形の場合が試行錯誤という一般的概念を表現する場合、複数形の場合はそれぞれの試みや失敗に焦点を当てるイメージで使うということでした。
それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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