「転々とする」って英語で?
みなさんは仕事や住居、クラブ活動や習い事など、一ヶ所に留まるのを好むタイプですか?それとも転々とするタイプですか?
どちらが良いということはないですが、私は人生長いこと前者スタイルを取ってきました。しかし、人生半分も過ぎてくると、後悔の無いよう色々な事を経験しておきたいという気持ちから、習い事も趣味も、小遣い稼ぎのバイトについても広く浅く転々としている今日この頃です。
さて、今回はこの「転々とする」を英語でどのように表現できるかを紹介していきます。「転々とする」って日本語でも結構使いますよね。早速ですが、これにピッタリなイディオムがこちら。
「bounce around」
「bounce」は「跳ねる」「弾む」、「around」は「そこらじゅう」「あちこちに」ですので、直訳では「そこらじゅう跳びまわる」でしょうか。一ヶ所に留まらずピョンピョン動き回っている感じがよく出ていますよね。
早速例文を見ていきましょう!
「bounce around」の使い方は?
【例1】
Mary is so fickle that she’s been bouncing around from job to job for the past 10 years.
(メアリーはとても移り気なのでこの10年仕事を転々としている。)
*「fickle」:「気まぐれな」「気が変わりやすい」の意。
【例2】
The reason why I’m bouncing around many sports clubs is that I simply want to meet new like-minded people and try out different activities.
(私がたくさんのスポーツクラブを転々としている理由は、ただ単に新しい似た考えの人と出会いたいということと、違ったことをやってみたいからである。)
*「like-minded」:「同じような考え(好み・趣味)を持った」「同類の」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はとてもイメージがしやすく覚え易い表現だったと思います。
使い方について補足をしておくと、「bounce around」は【例1】のように単体でも、【例2】のように後ろに目的語を持ってくることも出来ます(「around」の品詞(副詞or前置詞)による違い)。
とても痒いところに手が届く表現ですので、ぜひみなさんのボキャブラリーへの追加をお願いします!
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント