「Hard to say」そのまま使える便利表現!リアル英語

そのまま使える便利表現!シリーズ

「Hard to say」の意味は?

今回はそのまま使える便利表現から「Hard to say」を紹介していきます。相槌表現として覚えておくと、色々な場面で役立ってくれます。それでは見ていきましょう!

この表現を構成する単語は非常にシンプルですね、「hard」は「難しい」、「say」は「言う」ですので、全体としては「言うのが難しい」「言いづらい」というところでしょうか。端折らずに書くと「It’s hard to say」で「It’s」が省略されたものです。

どんな時に使われるかと言うと、相手に聞かれたことに対して「Yes」とも「No」とも言い難い時(判断に困る時)に、

何とも言えないよ

判断しにくいな

という感じで使われます。

これ以上の説明は無いので、早速例文を見て使い方を覚えていきましょう。

「Hard to say」の使い方は?

【例1】

A : Will he arrive in time?
(彼、間に合うかなぁ?)

B : Hard to say. I heard the train is delayed now.
(何とも言えないな。今電車が遅れてるって聞いたよ。)

【例2】

A : Do you think the rookie’s going to survive on our team? He doesn’t seem to have what it takes.
(あの新人はこのチームでやっていけると思う?彼にはその力が無いように見えるけど。)

B : Hard to say. Let’s see how he performs.
(何とも言えないよ。彼がどんな仕事をするか見てみよう。)

*「rookie」:「新人」「初心者」「新人選手」の意。

【例3】

A : Here’s your mock test result for the upcoming English proficiency test. You scored 65 out of 100.
(今度の英語能力試験の模擬試験の結果だ。君は100点中65点だな。)

B : Oh… Do you think I’ll be able to make it?
(私、受かるでしょうか?)

A : Hard to say. Your essay part is dragging your score down. Looks like your vocabulary is not extensive enough to achieve a higher score.
(判断しにくいな。君のエッセイパートが君のスコアの足を引っ張っているな。君のボキャブラリーは高い点数を取るには十分に幅広くはないようだ。)

B : Thank you for your comments. I’ll work hard to expand my vocab, then!
(コメントありがとうございます。それでは、語彙を増やすために努力します!)

*「mock test」:「模擬試験」の意。「mock」は、ここでは「模擬の」「偽物の」を意味する。

*「extensive」:「幅広い」「広範囲の」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?私たちの日本語での会話でも、はっきり答えたくない時に「どうだろね」「何とも分からん」なんて言ったりすると思いますが、それをピッタリ表せる表現でした。

また、少し丁寧な響きにしたい時は、冒頭にあった「It’s hard to say」と端折らずに言えば良いですね。具体的に「彼が時間通り到着するか何とも言えないなぁ」のように言いたい場合には、「Hard to say if he arrives on time」のように目的節を構成する「wh-節」や「if-節」を伴うことも可能ということも頭の片隅に入れておくとよいでしょう。

それではこの辺で失礼します!

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