「on speaking terms」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「on speaking terms」の意味は?

みなさんは「on good terms」という表現は耳にしたことがありますでしょうか?
これは「良い関係にある」というイディオムなのですが、今回はその変化球形です。

まず、先に出た「on good terms」の中の重要単語term」は、色々な意味があるのですが、ここでは「関係」「間柄」の意味で使われます(この意味で使用される場合は複数形を取る)。つまり、「良い関係にあって」となるわけです。

この形容詞「good」の部分は入れ替え可能で、例えば「bad」であれば「悪い関係にある」、「visiting」であれば「行き来する間柄で」となります。
もうお分かりですね、「on speaking terms」は「話をする関係で」「言葉を交わす間柄で」の意味です。

通常「on ~ terms with someone」の形をとり、「(人)と~な関係にある」というように使われます。

「on speaking terms」の使い方は?

例1
Mike and his wife are just separated, not divorced yet. But they are not on speaking terms any more.
(マイクと彼の妻は別居しているだけで、まだ離婚はしていない。だがもはや話を交わす関係ではない。)

例2
I haven’t been on speaking terms with Ken since I had a falling-out with him over something silly.
(私はケンとくだらないことで仲たがいして以来、彼とは話もしなくなった。)

*「have a falling-out with」:「~と仲たがいをする」の意。口語的な表現である。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この表現は、肯定文で使われるより否定文中で使われることの方が圧倒的に多いように感じます(個人的意見ですが)。
このイディオムで使われる「term」の意味を理解できれば、非常に覚えやすいと思います。

Good luck!

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