「best of all」の意味は?
ネイティブは良く使うのに、あまり日本の英語学習者には知られていない(?)表現を紹介したいのですが、それが今回の「best of all」です。
日本語にすると「中でも一番良いのは」「とりわけ」「特に」という意味になるのですが、使い方としては、気に入ったもの、素晴らしいと思うものが複数ある場合に、中でも一番強調したいものを述べる前に「best of all」を挿入し強調したりします。
分かりづらいと思うので、早速使い方を見ていきます。
「best of all」の使い方は?
例1
I love this car! I love the sound of this engine, the color is cool, best of all, I really love this timeless design!
(この車まじ好き!エンジン音も好きだし、色はかっこいいし、一番いいのは、この時代を感じさせないデザインがいいね!)
例2
I was really impressed by your presentation. Your slide deck was easy to read and concise, I liked the way you made witty jokes and built rapport with the audience, and best of all, you handled the tough Q&A session pretty well.
(君のプレゼンには感心したよ。パワポは見やすく簡潔、気の利いたジョークを挟み聴衆と親近感を作ったのも良い、そして何より良いのは、あの難しいQ&Aを上手く対処したね。)
*「rapport」:
「(心理学で)心が通じている状態」「親近感」。発音は「ラポーァ」。ビジネスシーン必須用語。
プレゼンだけでなく、カウンセリング、ティーチング、コーチングなどの分野で使用されることが多い。
まず「rapport」をきちんと築くことで、より相手に話を理解してもらえる。
まとめ
勘の良い方は、「best of all」があるなら「worst of all」もあるの?と疑問に思うかもしれません。はい、あります。「worst of all」は「(一番)最悪なのは」「何よりも悪いのは」のようなニュアンスになります。併せて覚えておきましょう!
コメント