「~しても意味がない」「~しても無駄だ」って英語で?
「マスクをしても意味がないよ。」「彼女のこと説得しようとしても無駄だよ。」なんて言い方、結構日常的にすると思います。これを英語ではどう表現できるでしょうか?
こんな時ピッタリな表現が「There’s no point (in) -ing」です。ここでの「point」は「点」ではなく、不可算名詞の「意味」や「目的」という意味を持っています。
また、「What’s the point (in) -ing?」という形を取ることもとても多いですので、併せて説明したいと思います。
こちらは、疑問形のため直訳は「~する意味はあるのかい?」「~するのは無駄じゃないの?」となりますが、ほとんどの場合は相手から回答を求めているのではなく、「~しても意味ないじゃん..」「~しても無駄だよ..」みたいに言いっぱなしで使うことがしばしばです。
また、カジュアルな会話では通常「in」は省略されて使われるということも覚えておきましょう。
早速使い方を見ていきましょう!
「There’s no point (in) -ing」「What’s the point (in) -ing」の使い方は?
例1<旦那がたばこをやめない>
A:How many times do I have to tell you!?
(何度言ったら分かるの!?)
B:There’s no point telling me to stop smoking, hehe.
(たばこをやめろって言っても無駄だよ、へへ)
例2
A:Mom, can I give the crane game another shot?
(ママ、あのUFOキャッチャーもう一回やっていい?)
B:You already did it 10 times and got nothing. What’s the point!?
(もう10回もやって何も獲れなかったでしょう。やっても無駄でしょ!?)
*「crane game」:日本で言う「UFOキャッチャーゲーム」の意。ちなみにUFOキャッチャーの機械のことは「claw machine」と言う。
まとめ
ちなみに、似た表現に「What’s your point?」というのがありますが、こちらは今回の「What’s the point?」とは別物です。
こちらの「point」は「(話の)要点」という意味で使われており、「あなたの要点はなんなの?」つまり「言いたいのとは何なの?」という意味です。
この「point」は他にも、「Get to your point!」のように、「要点を言ってくれ!」のように使うこともできますので、こちらも併せて覚えてしまいましょう。
それではまた!
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