「労働市場」って英語で?
英語では「labor market」と言います。資本主義社会における、労働力の需要と供給で成り立つ市場のことですね。
労働市場は様々な要因により影響を受けますが、簡単に経済状況だけを取って見てみると、
景気が良く雇い主が労働力を欲しがると、失業率が下がって給料も上がりやすくなり、いわゆる売り手(労働者)市場となります。
逆に景気が悪ければ、会社は雇い控えをし、失業率が上がり給料も下がり、買い手(雇い主)市場となります。
ですので、労働市場(失業率)と経済の状況は、基本的には逆相関(経済↓失業率↑/経済↑失業率↓)の関係にあります。
「labor market」の使い方は?
例1
It’s been in the news a lot recently, but the labor market is pretty tight at the moment. So, we employers have to pay a bit of premium to good employees to retain them.
(最近よくニュースになっていますが、労働市場は現在非常に厳しいです。なので、我々雇用者は良い従業員を引き留めておくため、彼らに少し上乗せ金を払わなくてはいけません。)
*「retain」:「確保しておく」「引き留めておく」の意。
例2
A:What!? Are you looking to change jobs?
(え!?職を変えようとしてるの?)
B:Yeah, I can’t stand working with my immediate boss any more.
(そうなんだよ、直属の上司と働くのにもう耐えられなくてさ。)
A:I see, but the timing is not right. The labor market is currently against you for sure.
(なるほどね。でもタイミングが良くないよ。今労働市場は間違いなく君に不利だよ。)
*「change jobs」:「職を変える」の意。「jobs」と複数形になることに注意。
まとめ
雇用者であれば、良い人材を集めて確保しておくために、労働者であれば、より良い条件を得るために、常に経済指標は確認しておきたいところですね。
雇用者であれ労働者であれ、英語ができれば、まずは世界の労働市場に参入できますので、引き続き頑張って英語を身に付けていきましょう!
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