「社会に出る」って英語で?
今回は、「社会に出る」を英語でどのように表現できるかを紹介していきます。
日本語で「社会に出る」、多くの人の持つイメージは「学生(親に面倒見てもらってる状態)から一人立ちする」という感じでしょうか?働き始めて自分の稼いだお金で暮らしていくみたいな。
決して「社会」(society)というイメージではないですよね?学生でも既に社会で生きていますしね。
このイメージで、英語で良く使われる表現がこちらです。
「get into the real world」
「get into」 は「~に入る」、そして我々のイメージする「社会」、これが英語では「the real world」と言われるんですね。
*ここでは、最もポピュラーな「get into」を使いましたが、常にこれと一緒に使われるというわけではありません。
動物の赤ちゃんを想像してみてください。生まれてから、親から巣穴まで餌を運んでもらい、それを食べて大きなる。時が来ると危険だらけの環境に一人で飛び込んでいかなくてはならない。まさに「get into the real world」のイメージです。
それでは使い方を見ていきましょう!
「get into the real world」の使い方は?
【例1】
A:My son still doesn’t seem to be prepared to get into the real world.
(私の息子は、まだ社会に出る準備が出来ていないようだ。)
B:I don’t understand where you’re coming from. Just because he didn’t graduate from a prestigious uni? I don’t think credentials matter too much in the real world.
(なぜそうおっしゃるのか分かりませんね。一流大学を卒業していないというそれだけですか?社会では資格経歴はさほど重要ではないと思いますが。)
*「just because」の詳細はこちらをクリック
参考 「just because」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
*「credentials」:通常複数形で「資格」「経歴」の意。
【例2】
What do you think I can do to make the transition to the real world easier?
(社会への一歩を容易にするために私に何ができると思いますか?)
*「transition」:「推移」「変遷」の意。ここでは意訳で「~への一歩」と訳した。
まとめ
正直、日本語の「社会に出る」と英語のそれとは、イメージがだいぶ違うと感じるのは私だけでしょうか?こういう言葉は英語に訳すのがほんとに難しいので、実際にネイティブが使っている表現を一つ一つ覚えていく必要があります。
このブログではそのような表現をたくさん紹介していますので、他のページもぜひチェックしてみてください!
Good luck!
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