「feedback loop」の意味は?
今回は、ビジネスシーンで使われる、なんとなく分かりそうで良く分からない表現の紹介です。
日本人がこの言葉を使っているのはあまり聞いたことがありませんが、海外のビジネスマンは好んで(?)使う表現なので、覚えておきたいところです。
日本ではあまり馴染みがないためか、しっくりくる訳が見つからないのか、特別な日本語訳は無いので、英語のまま「フィードバックループ」としておきますが、これは、ある行動の結果やそれに対するフィードバック(反応)を利用または応用し、物事を調整したり改善したりし続けることを言います。
既存のモーメンタム(良い悪いに関わらず)を更に強化していくことを「positive feedback loop」、逆に既存のモーメンタムを弱化していくことを「negative feedback loop」とも言います。
少し難しいと思いますので、使い方を見ていきましょう!
「feedback loop」の使い方は?
例1
Our company has become No.1 in this industry making the most of the feedback loop, which is to analyze customer compliments and complaints, and our quick implementation of it.
(我が社は、お客様のお褒めや苦情の分析と、それの素早い実行のフィードバックループを最大限に活用することで、業界一位になった。)
例2
The hotter it gets, the more air-conditioning will be used. It seems like a positive feedback loop and that global warming is accelerating.
(暑くなればなるほど、ますますエアコンが使われるだろう。それはポジティブフィードバックループのようで、地球温暖化が加速しているように見える。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
地球温暖化が実際起こっているかは別として、例2のように、一般的にネガティブと捉えられていることがフィードバックループになっている場合も、現在のモーメンタムを加速させていれば「positive feedback loop」と呼ばれますので、使い方にご注意ください。
それではまた!
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