「cut into」の意味は?
「cut」は、英語学習者であればみなさんご存じなのに、そこに「into」が付くとどういう意味で使われるのかを知っている方は少ないと思います。
意外と使える表現なので、今回は「cut into」を紹介したいと思います。
まず、意味なのですが「cut into~」で
「~に食い込む」
「~に割り込む」
という意味になります。
「cut」の意味を見てみると、一番ポピュラーなのは「~を切る」という他動詞だと思いますが、今回紹介しているのは、同じ「cut」でも自動詞の「cut」です。
通常「into」を伴い「食い込む」「割り込む」「入り込む」という意味があり、お金や時間、活動や過程、地形など物理的なものなど、幅広く使うことができます。
「cut into」の使い方は?
【例1】
Looks like your beer belly is getting bigger… Your belt is cutting into your stomach.
(君のビール腹が大きくなってきたみたいね。ベルトがお腹に食い込んでるよ。)
*「beer belly」:スラングで「ビール腹」の意。
【例2】
I’ve got to finish this job before noon no matter what. I don’t want it to cut into my lunch time.
(何があっても正午前にこの仕事を終わらせないと。ランチタイムに食い込んでほしくないからね。)
*「no matter what」:「たとえ何があっても」の意。
【例3】
A : Are you going to work today, Bob? You have a terrible cold.
(ボブ、今日会社行くの?ひどい風邪でしょ。)
B : I’ve already used up all my sick days. If I take another sick day off, it’ll cut into my vacation time.
(もう病気休暇を全部使いきっちゃったんだ。また病気休暇したら、バケーション休暇に食い込んじゃうよ。)
*「sick days」:「病欠」「病気休暇」の意。病気の場合に賃金・職を失うことなく申請可能。
【例4】
All of these costs could cut into our profits.
(これらのコスト全部が利益に食い込むかもしれない。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?初歩的な単語ほど、派生的な意味が多くて奥が深いものです。
今回も、日常会話でも使える表現だと思いますので、上の例文を参考に使ってみてください!
それではまた!
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