「hands down」の意味は?
今回紹介するのは「hands down」、日常会話で頻出の表現です。直訳すると「手を下げて」?となりますが、これでは意味が分からないですよね。
まずこの表現の意味から説明すると、
「いともたやすく」「簡単に」
「断然」
というニュアンスで使われます。
では、なぜこのような意味になるのか?
それは、競馬をイメージしていただきたいのですが、2位を走る競走馬を大きく引き離した先頭のジョッキーが、最後の直線で鞭を使わなくても、手綱を張らない状態でも(つまり両手を使わず)楽々勝てるという状況を表したものだからです。
それでは、日常会話での使い方を見ていきましょう!
「hands down」の使い方は?
【例1】
A:What flavor do you like the best?
(どのフレーバーが一番好き?)
B:Chocolate flavor is hands down the best, and vanilla is actually a close second.
(断然チョコレートが一番、そしてバニラが僅差で2番だね。)
*「close second」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「close second」の意味と使い方を分かりやすく説明!リアル英語
【例2】
I won the championship hands down because I trained so hard.
(きついトレーニングのおかげで、楽々優勝することができた。)
【例3】
A : What is your favorite food?
(あなたの好きな食べ物は何?)
B : Sushi, hands down. I like it more than anything.
(100%寿司でしょ。何よりも寿司が好き。)
*「more than anything」:「何にもまして」「何よりも」「3度の飯より」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この表現は、初めて聞くと全く意味不明ですよね。しかし、この表現の起源と、手を降ろしている(?)ジョッキーのイメージができれば、すぐに覚えられる表現だと思います。
また、hands downの間にハイフンを入れ「hands-down」とすれば、形容詞用法として使うことが出来ます。例えば「hands-down victory」(楽勝の勝利)のように使えるので、こちらも覚えておきましょう。
それではこの辺で失礼します!
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