「just around the corner」の意味は?
今回紹介するのは「just around the corner」です。学校の参考書などでも取り上げられているので、日本の英語教育においても広く知られている表現だと思います。
この表現は文字通り、
「角を曲がったところに」
「すぐ近くに」
という意味を持つのですが、ここで、大部分の方は文字通り、物理的に「角を曲がったところ」というイメージをお持ちなのではないかと思います。
私自身も以前はそのように考えていたため、あまり使い勝手の良くない表現だなぁと認識していました(そんなに角を曲がったところの話をしませんからね..)。
しかし実際には「corner:角」は問題ではなく、物理的に、また時間的に近いことを表すイディオムなのです。(もちろん文脈次第で、物理的に「その角を曲がったところに」の意味としても使う)
早速使い方を見ていきましょう!
「just around the corner」の使い方は?
【例1】<時間的近接>
My birthday is just around the corner. I can drink in public now!
(もうすぐ誕生日だ。これで公に酒が飲めるぞ!)
*「in public」:「人前で」「公然と」の意。
【例2】<距離的近接>
A:Excuse me. Do you know where the nearest Starbucks is?
(すみません、一番近いスタバがどこにあるか分かりますか?)
B:It’s just around the corner, just walk two blocks this way.
(すぐそこですよ。この方向に2ブロック歩いたところです。)
A : Cool! thanks!
(いいね!ありがと!)
*「block」:ここでは「(市区町村の)街区」を指す。街路に囲まれた一区画。
まとめ
いかがでしたでしょうか?先に述べたように、「corner:角」と関係ないことを理解すると、急に使いやすい表現に変わるんですね。
それから、「corner」の代わりに「bend」(曲がり目/曲がり角)を使い「just around the bend」と言っても同じ意味を表すことができますので、併せて覚えておくと良いでしょう。
この表現をサラッと使えれば、「お!この人は英語ができるな!」という印象を与えられると思います。カッコよく使っていきましょう!
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