「~的には」って英語で?
今回は、ちょっとした便利表現からの紹介です。
会話の中で、「確率的に(には)」「色的に(には)」「スケジュール的に(には)」のように、「~的に(には)」という言い方を、みなさんよくされるのではないでしょうか。
つまり、「~に関して言えば」「~については」の口語版と言うところでしょうか?
英語にも、この日本語で言うところの「~的に(には)」にピッタリの表現があり、それが
「-wise」という接尾語
です。
使い方は至って簡単、「-wise」の前に名詞を持ってくるだけで完成です。いくつか例を挙げておきましょう。
probability-wise:確率的に(には)
color-wise:色的に(には)
schedule-wise:スケジュール的に(には)
time-wise:時間的に(には)
distance-wise:距離的に(には)
profit-wise:利益的に(には)
price-wise:価格的に(には)
このように、いくらでも自由に言葉を組み合わせられます。
それでは、文中での使い方を見ていきましょう!
「-wise」の使い方は?
【例1】
Probability-wise it’s not going to happen anytime soon. It’s historically extremely unusual.
(確率的にそれはすぐには起こらないだろうな。それは歴史的に極めて珍しいんだよ。)
【例2】
A : How’s your business going?
(ビジネスの調子はどうだい?)
B : Compared with the previous year, it is not that good sales-wise, but profit-wise it’s okay.
(前年度と比べると、売上的にはそんなに良くないけど、利益的にはまあまあかな。)
【例3】
A : Hey Jon! How’s your day going so far?
(やあジョン!調子はどうだい?)
B : Not bad, how about yours?
(悪くないよ、君の方は?)
A : Great. I’ve got a lot of problems job-wise, though.
(絶好調だよ。仕事的には問題山積みだけどね。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
学校英語では絶対にお目に掛かることはありませんが、ネイティブが好んで使う表現です。ぜひマスターして使えるようにしていきましょう。
ビジネスシーンでも、文書には使えませんが、打ち合わせレベルや担当者同士のメールくらいであれば普通に使われていますので、あらゆるシーンで重宝するはずです。
GOOD LUCK!
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