「rain check」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「rain check」の意味は?

今回紹介するのは「rain check」という表現、直訳すると「雨のチェック」なのですが、一体何を表しているのでしょうか?

まず、「rain check」が何者かについて簡単に説明すると、雨でイベントや催しが中止になった際に渡されるチケットで、またの機会にそのイベントに参加できる証明書のようなもののことです。無理やり日本語にすると「雨天延期券」とでも言うのでしょうか?

更には、この「rain check」は雨の場合にだけ登場するというものではなく、幅広い場面で使われます。

例えば、あるお店である商品の特売の広告を打ったとしましょう。その商品が早々に売り切れてしまい、その後に買えなかったお客さんに迷惑が掛かるという場合、このお店は彼らに「rain check」を渡し、後日その商品を特売価格で販売することを約束します。

こういう「rain check」ですが、日常会話でどのように使われるかというと、相手との約束を延期したり、誘いを丁寧に断りたい時に登場し、しばしば「take a rain check」の形を取り、

またの機会にする

というような意味で使われます。

説明だけでは分かりづらいと思うので、下で実際の使い方を見ていきましょう!

「rain check」の使い方は?

【例1】<電話で約束を断る>

I can’t make it today, sorry. Something urgent has come up. Can I take a rain check this time?
(あのさ、今日行けないや、ごめん。緊急な事が起っちゃって。またの機会にしてもらっていいかな?)

【例2】

Too bad you can’t come to the party tomorrow, but I’ll give you a rain check, okay?
(明日パーティーに来れないのは残念だなぁ、でもまた誘うからさ!)

*「(It is) too bad (that) ~」:「~なのは残念だなぁ」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
何かをお断りするには非常に便利な表現だと思います。相手を不愉快にさせずスマートに断る事が出来ます。

ちなみに、「take a rain check」は「take」の代わりに、頻度は下がりますが「get」も使う事が出来ます。

また、【例2】のように「give」を使えば「またの機会を与える」、つまり「また誘ってあげる」というような意味で使うこともできますので、併せて覚えておきましょう!

それではまた!

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