「何年生?」って英語で?
今回は、私の生徒さんからいただいた質問をこちらで紹介していきます。
先日、その方が家族で横浜に遊びに行き中華料理店で昼食をしていると、子連れの外国人(アメリカ人)の家族が隣の席に着いたそう。その家族と雑談を交わしながら、お互い子供も同じくらいの年なので、「僕何年生?」と聞きたかったようなのですが、英語が出て来ず歯がゆい思いをしたということでした。結局「How old are you?」で対応したようなのですが、この場合、他に何と聞くことができたのかという質問です。
さて、相手に学年を聞くときは、
「What grade are you in?」
という聞き方が一般的と思われます。
「grade」は「学年」の意味で、直訳すれば「何の学年にあなたはいますか?」となりますね。
この「grade」制(アメリカで用いられる)を日本の学年制度に当てはめると、
小学校1年生~小学校6年生:1st grade ~ 6th grade / Grade 1 ~ Grade 6
中学1年生~中学3年生:7th grade ~ 9th grade / Grade 7 ~ Grade 9
高校1年生~高校3年生:10th grade ~ 12th grade / Grade 10 ~ Grade 12」
と言うことができます。
アメリカの学年制度は日本と若干違い、小学校(elementary school)5年、中学校(middle school)3年、高校(high school)4年となっており、日本の小学校6年生は、アメリカでは中学1年生、日本の中学3年生は、アメリカでは高校1年生という枠に入るという事も覚えておくとよいでしょう。
*アメリカの州によっては小学校6年・中学校2年・高校4年になるなど若干の違いがありますので注意。
答え方としては、「I’m in 5th grade / in Grade 5」や、「I’m a 5th grader」のように回答することができます。
4年制の高校の場合は、1年生を「freshman」、2年生を「sophomore」、3年生を「junior」、そして4年生を「senior」と言います。この言い方は4年生の大学でも同じです。
「What grade are you in?」の使い方は?
【例1】
A : Wow, you’ve grown so much, Liana! What grade are you in?
(リアナ、とても大きくなったね!今何年生だい?)
B : I’m in 11th grade.
(高校2年生よ。)
【例2】
A : It’s been a while since I last saw you.
(しばらく会ってなかったね。)
B : It’s been like 3 years?
(もう3年くらいですか?)
A : More than that. Refresh my memory, what grade are you in? Do you go to college now?
(もっとだな。思い出させてほしいんだけど、何年生になったの?もう大学生かい?)
B : Yes, I’m a sophomore in college.
(はい、大学二年生です。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の「What grade are you in?」ですが、文法的に正しい言い方ではありませんが、略式では「what grade are you?」のように使われることもしばしばです。
ちなみに、基本的に「grade」はアメリカで使われ、イギリス英語圏では「year」が使われるという事も頭の片隅に入れておきましょう。
それではまた!
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