「dwell on」の意味は?
今回は、「dwell on」というイディオムを紹介していきます。
日本の英語教育においても、時たま見かけることがあるので、ひょっとしたら見聞きしたことがある人も多いかもしれません。
さて、「dwell」という単語には元々、「住む(居住する)」(*堅い言い方です)という意味があり、
前置詞の「in」や「at」を伴えば、「~に住む(居住する)」のように使えます。
しかし、「on」を伴うと別の意味が生まれ、
「~についてくよくよ(あれこれ)考える」「~についてずっと悩む」「~を引きずる」
というニュアンスで使われるようになります。何か不快なものの上にずっとい続けるというイメージですね。
早速、使い方を見ていきましょう!
「dwell on」の使い方は?
【例1】
I’ve made a lot of mistakes, but I’m not the type of person who dwells on them.
(私は数多くの失敗をしたことがあるが、それらについてくよくよ考えるタイプではない。)
【例2】
A : Just let it go and move on! It’s not that big of a deal.
(そんなこと忘れて次に進まないと!大したことじゃないじゃん。)
B : It was a one-in-a-million chance. If I hadn’t made that stupid mistake…
(千載一遇のチャンスだったんだよ。あんな馬鹿な間違いしなければ…)
A : What’s the point dwelling on the past!?
(過去引きずってても意味ないでしょう!?)
*「What’s the point」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「~しても意味がない」「~しても無駄だ」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「dwell」という単語が単体で使われることは余り無いのですが、イディオムの「dwell on」は結構耳にすることがあります。
また、「on」の代わりに「upon」を使い、「dwell upon」と言うことも可能ですので、こちらも併せて覚えておきましょう!
それではまた!
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