「macromanage」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「macromanage」の意味は?

今回紹介するのは「macromanage」です。
以前「micromanage」について紹介しましたが、これの対極とも言える表現です。

まずは「micromanage」の記事からチェック!
参考 「micromanage」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

さて、「micromanage」の意味が分かったところで今回の表現の意味を説明していきます。

「macromanage」の「macro」とは、「micro」(微細な/微-)の反対に「巨大な」「巨視的な」を表す表現です。

ここからも想像が付く通り、「macromanage」とは、部下の仕事への干渉を極力避け自発的に行動させるように管理することを言います。

日本語にすれば、

~を大局的に管理する」「一歩下がって管理する

というのが最もしっくりくるでしょうか。

そして、このようなスタイルの管理者を「macromanager」(マクロマネジャー)と言うことも併せて覚えておきましょう。

それでは、「macromanage」と「macromanager」を使った例文を見ていきましょう!

「macromanage」「macromanager」の使い方は?

【例1】

If you don’t want to demoralize your team members, you need to learn how to macromanage your team.
(もし、部下のやる気を下げたくないのなら、チームを一歩下がって管理していくことを学ばないと。)

*「demoralize」:「~のやる気をなくす」「~の士気を下げる」の意。

【例2】

A : You are lucky to have a macromanager like Nick.
(君はニックのようなマクロマネジャーが上司でラッキーだね。)

B : Not really. I think he’s perfect for you, but not for me.
(そうでもないな。君には完璧だと思うけど、僕は違うな。)

A : What makes you say that? You must have a lot of leeway in how to do your job.
(なんでそんなこと言うの?仕事のやり方はかなり自由に出来るでしょうに。)

B : Because it’s much easier when I’m constantly told to do this and do that by my boss.
(だって、僕は上司にあれやれこれやれって絶えず言われた方が楽なんだよね。)

*「leeway」:「自由(裁量)度」「自由にやる余地」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「micro」と「macro」が対照的ですので覚えやすいですよね。

部下を成長させるには「macromanage」のスタイルが最も適していますが、上司としては、部下のちょっとしたミスや自分の理想とのギャップなどをある程度許容できる忍耐力が必要です。

部下としては「micromanager」とは違い、細かい指示が飛んできません。ですので、常に自分で良く考え決断し、適宜に報告を入れていくことが求められます。

そのため、指示待ちに慣れている部下にとってまた違う意味でキツイのが「macromanager」のスタイルです。

当然、モチベーションが高く自立タイプの部下にとっては、「macromanager」はピッタリの上司となり得るでしょう。

それではこの辺で失礼します!

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