「sweet spot」の意味は?
今回は「sweet spot」という表現を紹介します。
直訳すると「甘い点」というこの表現、日本語にも入ってきており、「スイートスポット」というように日常会話やビジネスシーンで幅広く使われています。
「スイートスポット」と言えば、野球やゴルフをする人であれば馴染みのある表現だと思います。
簡単に言えば、’バットやクラブの芯(一番ボールが飛ぶ最適点)’ のことなのですが、スポーツ以外の場面ではこの意味で使われることは基本ありません。
では、ここからが本題ですが、どういう意味で使われるのか?
実は、元々の ‘最適点’ から派生し、
「複数の事(もの)がそれぞれ最適に達成される点」
「最もバランスの良い点」
を言います。
では、下で例文を見ていきましょう!
「sweet spot」の使い方は?
【例1】
Those companies that don’t understand the sweet spot between company’s profitability, customer satisfaction and most importantly employee satisfaction won’t last long.
(会社の採算、顧客満足、そして最も重要な従業員満足の最適なバランスを理解しない会社は長くは持たない。)
*「profitability」:「採算性」「収益性」の意。
【例2】
A : What should I internalize in order to lead both a healthy life and a successful life at the same time?
(健康な人生と成功の人生を同時に送るためには何を習得するべきでしょうか?)
B : You need to learn how to flexibly find a sweet spot between when to rest and when to push yourself harder.
(いつ休息し、いつ無理して頑張るかのスイートスポットを柔軟に見つける方法を学ぶ必要がある。)
*「internalize」:「~を内面化する」「自分のものにする」「習得する」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ビジネスの現場では、日本語としても大分浸透してきた言葉だと思います。
会社で言えば、企業の利益と従業員への還元の間のスイートスポットであったり、部下育成においてどこまで目を掛けるのか、もしくは一人でやらせるのか、
そしてその部下がどのポイントが一番伸びるスイートスポットか等々、バランスが求められる部分がたくさんあると思います。
その他色々な場面で便利に使えますので、是非みなさんのボキャブラリーに加えておきましょう!
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