「boundaries」の意味は?
今回は、ぜひ知っておきたい便利な言葉「boundaries」を紹介します。日常会話でもよく使いますし、バラエティー番組などでも時々耳にする表現です。
「boundaries」は、「boundary」(境界線/境界を示すもの)という単語の複数形なのですが、特に複数形で使われると別のニュアンスを持ちだします。それがこちら。
「(プライバシーで)超えてはいけない一線」
「(人が)不快に感じ始めるライン」
使い方としては、「have one’s boundaries」(超えられたくない一線を持っている⇒それ以上踏み込まないでほしいです/節度を保ってほしい)や、「respect one’s boundaries」(超えてはいけない一線を尊重する⇒それ以上踏み込まないようにする/節度を守る)など、動詞の目的語として使用できます。
さらには、誰かが馴れ馴れしく際どい質問をしてきたり、不快なまでにパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる空間の意。)に侵入してきたりという時は、相手に軽く忠告する意味で「Boundaries!」(一線を越えてますよ!/馴れ馴れしいなぁ!/近いよ!)のように単発で使用することも可能です。
*使う際には言い方や表情に注意しましょう。
早速使い方を見ていきましょう!
「boundaries」の使い方は?
【例1】
A : Nice to meet you, I’m Hiro.
(初めまして、僕はヒロ。)
B : Lauren, very nice to meet you.
(ローレンです、初めまして。)
A : Where are you from?
(出身はどこなの?)
B : I’m from Seattle.
(シアトルです。)
A : How old are you? You look young.
(歳はいくつなの?若く見えるね。)
B : (looking uncomfortable) Umm.., 32.
((不快な感じで)えーと…, 32歳ですけど。)
A : Are you married? If not, do you have a boyfriend?
(結婚してるの?そうでなきゃ彼氏はいるの?)
B : Excuse me? I have my boundaries!
(なんですって?それは一線超えてますよ!)
【例2】
A : (Getting too close to Nancy) Hey, Nancy! Look at my new watch! Super cool, isn’t it?
((ナンシーにとても近づいて)ナンシー!俺の新しい時計見てよ!超カッコいいでしょ?)
B : Boundaries! Can you not invade my personal space!?
(近いから!私のパーソナルスペースに入んないでもらえる!?)
*「Can you not …?」:「~しないでもらえますか?」「~しないでちょうだい?」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?みなさんの周りには、聞かれたくないことを聞いてくる人や、やたらとパーソナルスペースに入って来る人はいますか?そういう人を上手くかわす時は是非、今回の表現を使ってみてください!
それではこの辺で失礼します!
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