「seasonality」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「seasonality」の意味は?

今回は「seasonality」という言葉を紹介していきます。ビジネスにおいても頻繁に使われるため、特に小売業に関係する方は絶対に知っておきたい表現です。それでは見ていきましょう!

何やら難しい単語ですが、まずは「seasonality」の単語の成り立ちを見てみましょう。「seasonality」から「ity」を外すと「seasonal」という言葉が現れます。「seasonal」は「season」の形容詞形で「季節の」「季節的な」という意味ですね。「-ity」は状態や性質を表す接尾語ですので、「seasonality」は「季節的な性質」、つまり

季節性

を意味します。

季節性とは、季節によって変化する、そして基本的なパターンが存在し予測できる性質のことです。
例えば、インフルエンザは例年11月から12月から増え出し、1月から3月にピークを迎えます。花粉症もやはり冬の終わりから始まり3月から4月ごろに落ち着くという傾向がありますよね。小売業では業態によって若干のズレはあれど、やはり一般的には12月が最も売り上げが高くなりますし、引っ越し関連ではやはり年度末が最も忙しい季節です。

ビジネスで英語を使う方のために、これに関連してもう一つ紹介したいのがこちら。

seasonality index

これは日本語で「季節指数」や「季節変動指数」と呼ばれ、季節性を数値化したものです。

例えば、ある月の売上や販売数が、年間の平均のそれに対してどれくらい乖離があるのかをパーセンテージで表したもので、売上を例にとって計算式にすると「(とある月の売上)÷(年間の平均月間売上)×100」で求められます。
例えば、12月の売上が1,200万円で年間の平均売上が1,000万円である場合、12月の季節指数は120%となります(12月は平均より20%売上が高い傾向という意味)。
こういうデータがあると、将来の予算づくりに重宝しますね。

早速使い方を見ていきましょう!

「seasonality」の使い方は?

【例1】

You can’t forecast sales accurately without taking seasonality into consideration.
(季節性を考慮することなしに、正確に売り上げを予測することはできない。)

*「take into consideration」:「~を考慮に入れる」の意。

【例2】

Did you apply the seasonality index to this sales budget? Didn’t you know restaurant sales fluctuate depending on the month and the season?
(君はこの売上予算に季節指数を応用したのか?レストランの売り上げは月や季節によって上下するって知らなかったの?)

*「fluctuate」:「変動する」「上下する」の意。

*「depepnding on」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック

まとめ

いかがでしたでしょうか?知っているととても便利な表現だと思います。簡単な言葉で言い換えるなら「seasonal trend」と言ってもよいでしょう。
冒頭申し上げた通りビジネスでも使えるので、仕事で英語を使う方はぜひ覚えておきましょう!

それではまた!

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