「経費で落とす」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語

英語で何て言うの?シリーズ

「経費で落とす」って英語で?

会社で働いている方にせよ、自営業の方にせよ、仕事上必要な備品などを購入してそれを経費で落とす(経費計上する)ことがあると思います。今回はこの「経費で落とす」「経費にする」を英語で何と言うかを紹介していきます。

まずは答えから見ていきましょう。それがこちら。

expense

え!?それは「経費」っていう名詞でしょう!!というツッコミが入りそうですが、「~を経費で落とす」「~を経費にする」という他動詞として実際に使われています。

少し難しい話ですが、英語では(英語に限らず言語では)、元々名詞として使われていたものが動詞として使われるということはよくあります。例を挙げれば、

「e-mail」(電子メール):Can you e-mail me later?(後でeメールしてくれる?)

「text」(テキストメッセージ):Text me when you get there.(着いたらメールして)

「Line」(アプリのライン):Line me whenever you need my help.(助けが必要な時はLineして)

他にも、「eyeball」(目玉/じっと見つめる・目測する)、「milk」(牛乳/乳を搾る)、「microwave」(電子レンジ/チンする)、「fire」(火/火をつける)、「bat」(バット・こん棒/バットで打つ・こん棒で殴る)、「peel」(皮/皮むきする)などなど、挙げればきりがありません。

動詞として辞書には載っていない単語(名詞)でも、それが動作に直接連想されれば動詞として使うことが出来るということですね(文脈の中で相手がこちらのメッセージをきちんと理解できることが前提)。

難しい話は置いておいて、早速使い方を見ていきましょう!

「expense」の使い方は?

【例1】

A : You could have expensed your calculator. Do you still have the receipt?
(君の電卓、経費で落とすことが出来たのに。まだ領収書持ってるかい?)

B : No, I lost it…
(いいや、無くしちゃったよ…)

*「could have done」:「~することができたのに」の意。

【例2】

A : A prospective client wants to have a meeting with me over lunch. Am I allowed to expense it as a business lunch?
(ある見込み顧客が私とランチをしながら打ち合わせしたいとおっしゃっています。ビジネスランチとして経費で落とせますか?)

B : Yes, as long as it is up to 5,000yen per head. Remember, no alcohol.
(一人頭5,000円までなら大丈夫です。アルコールはダメですよ。)

*「prospective」:「見込みのある」「予想される」の意。

*「over lunch」:「ランチを食べながら」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?社会人として働いている方であれば、絶対に知っておきたい英語表現でしたね。

名詞を動詞として使うという荒業(?)も、色々な単語に触れながら慣れていくとよいでしょう。そうすれば、今はまだ動詞用法が辞書に掲載されていないもの(今は一般的でないもの)や、これから世に出てくるモノやサービスについても自在に動詞用法にする感覚が身に付くと思います。

それではこの辺りで失礼します!

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