「game of chicken」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「game of chicken」の意味は?

今回は、日常会話表現から「game of chicken」を紹介していきます。知っていなければ絶対に本当の意味に到達することは難しい表現でしょう。では、早速見ていきましょう!

単語はとても簡単ですね、「game」は「ゲーム」、「chicken」は「チキン」「ニワトリ」を表すので直訳は「ニワトリのゲーム」ですが、一体これがどうい意味で使われるかと言うと、

チキンレース

もう少し分かりやすい言い方をすると、

我慢比べゲーム

といったところでしょうか。

そもそもチキンレースとは、それぞれ車に乗った二人のプレーヤーが、お互いの車に向かって一直線に突っ込んでいき、先に衝突を恐れてハンドルを切った方が負けというゲームなのですが、そこから転じて我慢比べという意味でも使われるようになりました。

意味が分かったところで、早速使い方を見ていきましょう!

「game of chicken」の使い方は?

【例1】

A : We need someone to take on this job.
(誰かにこの仕事を引き受けてもらいたいんだが。)

B : (Thinking to himself) Oh no, this job seems really tough. And everybody is avoiding eye contact with Boss…
((心の中で)まじか、これすごく大変そうじゃん。しかもみんなボスと目を合わせないようにしてるし…)

A : Any volunteers? You guys won’t leave this room until somebody steps up.
(誰か志願者は?誰かがやると申し出るまでこの部屋から出れないぞ。)

B : (Thinking to himself) What’re you talking about, Boss!? Who in the world wants to do that?
((心の中で)何言ってんすか、ボス!?一体誰がそれをしたいって言うんすか?)

~ 3 minutes later ~
(3分後)

B : (Thinking to himself) I’m fed up with this. I don’t wanna play a game of chicken anymore… (Saying out loud) Alright, boss. I’ll do it!
((心の中で)これにはもううんざりだ。もう我慢比べゲームはおしまい… (声に出して)分かりました、ボス。私がやります。)

*「take on」:「~を引き受ける」の意。

*「be fed up with」:「~にうんざりで」の意。

【例2】<Kenが友人のMike&Karen夫婦の喧嘩に遭遇>

Ken : Hey Mike, hey Karen, I wanted to drop by and have a drink with you guys. I bought this nice bottle of wine, so… What’s going on? What’s with the silent treatment?
(やあマイク、やあカレン、ちょっと立ち寄って君たちと一杯やりたかったんだ。いいワインを買ったからさ… 何かあった?黙りこくってどうしたの?)

Mike : Karen won’t admit she’s wrong about the dishes!
(皿洗いでさ、カレンが悪いって認めようとしないんだよ!)

Karen : What!? You won’t say sorry!
(何ですって!?あなたがゴメンって言おうとしないんじゃない!)

Ken : Ah, nobody’s budging. This is the classic game of chicken, huh? Well, let’s drink and forget about it!
(あぁ、どっちも引かないってことか。こりゃあ典型的な我慢比べってことだね?まあ、飲んでそんなこと忘れようや!)

*「drop by」:「(ひょこっと)立ち寄る」の意。

*「silent treatment」:「(相手への)無視」「口を効かないこと」の意。

*「budge」:「意見や態度を変える」「ちょっと動く」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか。例文から「game of chicken」の使い方やニュアンスを掴んで頂けましたでしょうか。頻繁に使うものではありませんが、使えればネイティブスピーカーにまた一歩近づける表現だと思います。機会があれば是非使ってみてくださいね。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた次回!

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