「take ~ as a given」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「take ~ as a given」の意味は?

今回は「take ~ as a given」というイディオムを紹介していきます。初めて出会うと直訳も難しく、理解に苦しむ表現です。ここでしっかりと学んでしまいましょう!

今回のイディオムのポイントは「given」の部分。「give」の過去分詞形と言いたいところですが、前に不定冠詞「a」が付いているので名詞ということが予想できます。

実は、「given」には名詞で「当然のこと」「当たり前のこと」という意味があり、このイディオムではこちらの名詞として使われています。ですので、全体としては、

当然のことと捉える

当たり前のことと考える

という意味になります。

早速下で例文を見ていきましょう!

「take ~ as a given」の使い方は?

【例1】

Don’t take the access to three meals a day as a given.
(一日三食を食べられるということを当然のことと思うな。)

【例2】

Living in Japan, we tend to take this level of peace as a given. You will easily undertand that it is something we have to be grateful for and how overblessed we are if you look around the world.
(日本に住んでいると、我々はこの平和を当然のものと捉えがちである。世界を見渡せば、これは感謝をしなくてはならないものということが簡単に理解できるだろう。)

*「be grateful for」:「~をありがたく思う」「~に感謝して」の意。

*「overblessed」:「恵まれ過ぎている」の意。「blessed」(恵まれて)に接頭語「over」(~過ぎ)が付いている。

【例3】

Due to the extreme heat we had this summer, the harvest of crops such as rice, potatoes and apples has considerably decreased. Farmers will have to take preventive measures taking it as a given moving forward.
(今年の猛暑のせいで、米やジャガイモ、りんごのような作物の収穫高が著しく減少してしまった。農家は今後、猛暑が当然のことと考えて予防策を取らなくてはならないだろう。)

*「extreme heat」:「猛暑」の意。

*「preventive measures」の詳細は ⇒ ⇒こちらをチェック!

*「moving forward」の詳細は ⇒ ⇒こちらをチェック!

まとめ

いかがでしたでしょうか?「given」は「give」の過去分詞形としては有名ですが、名詞用法の方はあまり知られていないのではないでしょうか。「与えられる」から転じて「当然のこと」を表すようになったのか、そのあたりは私も分かりませんが、このイディオムは以外と頻繁に登場しますので覚えておいて損はないでしょう。

それではこの辺で失礼します!

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