「half measures」の意味は?
今回は「half measures」という表現を紹介していきます。これは特にイディオムというものではありませんが、言い回しとしてよく用いられる重要な表現ですので、ワンランク上の英語を目指す方はぜひ押さえておきたいところです。それでは早速見ていきましょう!
単語を確認してみると、「half」は「半分の」、「measure」は名詞としては「寸法」「大きさ」「基準」という意味の他に、今回の表現のように複数形で用いられると「手段」「方策」という意味になります。よって「half measures」全体の直訳は「半分の手段」となりますが、これがどういう意味で使われるかと言うと、
「中途半端なやり方」
「生半可な手段」
です。
これはしばしば、やり方が不十分であったり、コミットメントが足りない行動や決定を表すために用いられます。
それでは下で使い方を見てみましょう。
「half measures」の使い方は?
【例1】
If you hadn’t taken half measures at that time, the situation wouldn’t be this bad.
(お前があの時中途半端な手段をとっていなければ、状況はこんな悪くないだろうに。)
【例2】
A : Hey, team! As you know, we’re working on this important project. Let me emphasize this one thousand times; half measures have no place here!
(みんな!知っての通り我々はこの重要なプロジェクトに取り掛かっているわけだ。このことを1000回強調させてもらうが;ここでは生半可なやり方は認められない!)
B : Absolutely! We’re 100% committed to it and not going to settle for mediocrity, boss!
(もちろんです!我々は100%本気で、そこそこで妥協する気はありませんよ、ボス!)
*「have no place」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「settle for」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
まとめ
いかがでしたでしょうか?大切なのは、「measures」というように複数形を取るということがポイントですね。きちんと押さえておきましょう。
ちなみに、「full measures」と言えば「万全の方法/やり方」を意味しますので、こちらも併せて覚えておくと良いでしょう。
それではこの辺で失礼します、また次回!
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