「have no place」の意味は?
今回は「have no place」という言い回しを紹介していきます。イディオムとして確立されているというものではありませんが、日常的にも結構耳にするワンランク上の表現と言えるでしょう。それでは早速見ていきましょう!
特に難しい単語は無く、直訳すれば「場所を持っていない」つまり「場所がない」ということなのですが、これがどういう意味で使われるかと言うとこちら。
「受け入れられない」
「許されない」
「あり得ない」
ちょっと難しくなってきましたが、もう少しご辛抱を。
使い方を見てみると、通常「have no place」単体で使われることはなく、「in」や「at」などの場所を表す句と共に使われます。そうすると、「~の中で(~に)場所が無い」つまり「~の中で(~に)存在しない/存在出来ない」というニュアンスが生まれ、上のような訳になってくるわけです。
習うより慣れろということで、使い方を見ていきましょう!
「have no place」の使い方は?
【例1】
Backstabbing has no place in my circle of friends.
(陰で悪口を言うことは私の友人の輪の中ではありえない。)
*「backstabbing」:「陰で悪口を言うこと」「裏切り」の意。「backstab」(陰で悪口を言う/裏切る)の動名詞。
【例2】
Guys! Half measures have no place in my team! Remember anything less than 100% is not acceptable.
(いいか!中途半端は私のチームでは許されない!100%以下は受け入れられないということを覚えておくように。)
*「half measures」:「中途半端なやり方」「中途半端な策」の意。
【例3】
A : I haven’t seen Mike for a while. Is he on a business trip or something?
(しばらくマイクを見てないな。出張か何かに行ってるのかい?)
B : Didn’t you know he got fired last month?
(先月クビになったって知らなかったの?)
A : That’s news to me! What happened?
(それは初めて聞いたよ!何があったんだい?)
B : He violated the code of conduct and formed a clique with some other guys.
(彼、行動規範に反して他の奴らと派閥を作っちゃったんだ。)
A : Oh, did he?
(あら、そうなの?)
B : President doesn’t tolerate us forming cliques at work, zero tolerance. It literally has no place in our company.
(うちの社長、従業員が職場で派閥を形成することには容赦ないから、ゼロ容認だよ。文字通りこの会社では派閥形成は許されないんだ。)
*「That’s news to me」:「それは初耳です」の意。
*「code of conduct」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「clique」:「派閥」の意。「form a clique」で「派閥を作る」を意味する。
*「zero tolerance」:「ゼロ容認」「ゼロ・トレランス」の意。小さな違反でも容赦なく罰すること、またその姿勢。
まとめ
いかがでしたでしょうか、今回は例文を3つ挙げさせていただきました。例文中で見た方が覚え易かったと思います。使い方を覚えると結構使いやすい表現ですので、上の例文を何度も読んでマスターしてしまいましょう!
それではまた!GOOD LUCK!
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