「Am I missing something?」そのまま使える便利表現!リアル英語

そのまま使える便利表現!シリーズ

「Am I missing something?」の意味は?

今回はそのまま使える便利表現から、「Am I missing something?」を紹介していきます。痒いところに手が届く的な表現です。さっそく見ていきましょう。

「miss」は動詞で「~を見逃す」ですので、直訳すると「私は何かを見逃してますか?」というこの表現、自分がきちんと全ての情報を持っているか、状況や会話全体の流れを理解できているかを確認したい時によく使われます。ちょっと混乱していることを相手に伝えたり、説明を求めたい場合などによく使われる表現です。無理やりですが自然な日本語にすると、

私、何か分かってないですかね?

私、何か見落としてます?

が、感覚的に近いと感じます。

例えば、教室に戻ったら何やら重く気まずい雰囲気が漂っている。心の中では「What am I missing?」(一体何があったんだ?)とつぶやくでしょうし、友人とテレビを見ていたら自分以外が笑いだしたら「What am I missing?」(俺、何か分かってないのかね?/今のどこが面白いの?)と周りに聞くかもしれませんね。

しかし、文脈によっては高圧的、上から目線の意味になることもあります。それがこちら。

こちら側に見落としはないですよね?

私、何か抜けてます?(私、何か間違ってます?)

というニュアンスです。

それでは例文を見ていきましょう!

「Am I missing something?」の使い方は?

【例1】<友人たちがテレビを見ながら笑い出した>

Why are you guys laughing? Am I missing something?
(何でお前ら笑ってんよ?俺、何か分かってなかった?)

【例2】

I’ve read this instruction manual many times, but I’m still not sure… Am I missing something here?
(この取扱説明書何回も読んだけど、まだよくわからないなぁ… 何か見落としてるのかな?)

【例3】

A : You screwed up again!?
(またやらかしたのか!?)

B : Sorry, boss…
(すみません、ボス…)

A : Didn’t I tell you to run everything by me last week?
(先週、全て俺を通せって言ったよな?)

B : Yes, sir…
(はい…)

A : And you intentionally hid the fact you received a complaint from our most important client, didn’t you?
(しかもお前、意図的にうちの最重要顧客からのクレームを隠したろ?)

B : Umm…
(うーん…)

A : On top of that, you even tried to pass the buck to someone else because you didn’t want to clean up your own mess. Am I missing something?
(その上お前、自分の失敗の責任を取りたくないからって誰かにそれを擦り付けようとしたんだろ。俺間違ったこと言ってるか?)

*「run something by someone」の詳細は ⇒ ⇒こちらをチェック!

*「pass the buck to」:「~に責任を転嫁する」「~に責任を押し付ける」の意。

*「clean up one’s own mess」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!

【例4】<同僚同士の愚痴的な会話>

A : Did you know Michael always says ‘Am I missing something?’ in a condescending manner when he’s trying to refute someone?
(マイケルが誰かを論破しようとしている時って ’私は間違ってますか?’ っていつも言うんだよな?)

B : I know, right? I don’t like it when he says that. It’s like his pet phrase.
(そうなんだよ。あいつがあれ言うの好きじゃなくて。お決まりフレーズみたいな感じだね。)

A : Let’s count the amount of times he says that in the next meeting, hehe.
(次の会議であいつが何回言うか数えようぜ、へへ。)

*「condescending」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「refute」:「~を論破する」「~に反論する」の意。

*「I know, right?」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!

*「pet phrase」:個人が頻繁に使うフレーズや表現、つまり「お決まり文句」「口癖」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?【例1】【例2】と【例3】のニュアンスの違いに気付いていただけましたでしょうか?何とか違いを感じて頂きたく今回は例文を4つ挙げてみました。

「Am I missing something?」の他にも「What did I miss?」「What am I missing?」も同等の表現ですが、これらはあまり【例3】のような高圧的なニュアンスで使われることはないように感じます。参考まで。

それではこの辺で!Adios!

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